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令和7年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

鳥取中部ウォーキングリゾート推進事業

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輝く鳥取創造本部 中部県民福祉局 中部振興課観光商工担当 

電話番号:0858-23-3987  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R7年度当初予算要求額 6,992千円 6,310千円 13,302千円 0.8人 0.0人 0.0人
R6年度当初予算額 3,200千円 6,260千円 9,460千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:6,992千円  (前年度予算額 3,200千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

 県中部地区では、平成26年度に官民で「鳥取中部ウォーキングリゾート推進協議会」を組織し、鳥取県中部ならではの特徴を活かした地域づくりのコンセプトとして、健康、観光、環境、教育、交流をキーワードに「ウォーキングリゾートとっとり」の取組みを推進している。

     平成28年度に開催したワールド・トレイルズ・カンファレンス(WTC)鳥取大会の成果を継承しつつ、誰もが生き生きと健康に活躍する地域として、以下のような取組みの柱に基づき国内外から多くの方々が訪れ、滞在し、交流する観光リゾートを目指す。
     また、ねんりんピック2024においても、倉吉市でウォークラリーが開催され、県中部といえばウォーキングの聖地として広く認知されてきている。このねんりんピック2024のレガシーを活かしたシニアの活躍・健康づくりを図っていく。
    <取組の柱>
    1 ウォーキングリゾートを象徴するイベントの確立
    2 年間を通じたウォーキングイベントの提供と情報の発信
    3 ウォーキングを通じた国際交流とインバウンドの促進
    4 日常的なウォーキング環境の整備促進
    5 ウォーキングによる健康づくり意識の醸成
    6 ウォーキングリゾートを推進する人材の育成
    7 ねんりんピックのレガシーを活かしたシニアの活躍・健康づくり
    <参考>鳥取中部ウォーキングリゾート推進協議会
     平成26年度に鳥取県中部の主な民学官の団体で設立され、ウォーキングリゾート推進のため地域一体となって活動している。
     新型コロナウイルスの影響により、ウォーキングイベントの中止や規模の縮小、参加募集地域の制限などがあり活動がしにくい状況であったことを契機に、定期的に構成団体の取組やイベント情報の紹介を協議会通信を通じて配信し、各団体と情報を共有している。
    会長
     学校法人藤田学院 理事長 山田 修平
    団体数
     23団体
    主な構成団体
     中部1市4町、観光協会、商工会、JA、中部医師会 など

2 主な事業内容

(1)地域と進める中部ウォーキングリゾート補助金(継続)【1,000千円(1,000千円)】
・「ウォーキングリゾートとっとり」の推進を図るため、これまでに造成したコースを活用し、「食」、「温泉」、「歴史・文化」及び「ペット」など観光客に訴求することができる多様な魅力を組み合わせたウォーキングイベントの開催への支援を行う。
区分
区分
事業主体
中部5市町、市町観光協会等
補助率
1/2 (市町が支援を行う1/2を補助)
補助上限額
500千円
対象経費
<主な費用>
 ・イベント開催に向けた、誘客プロモーションなど広報宣伝に要する費用
 ・会場設営や、コース案内版、エイドステーション設置、保険料やガイドや通訳などイベント運営に必   要となる費用
 ・温泉施設や飲食店との利用調整に係る費用
 ・利用する施設のペット同伴にかかる調整に要する費用
 ・コース案内ができるガイドを育成する費用

(2)外国人ウォーカー誘客促進補助金(継続)【600千円(600千円)】
・海外からのウォーカー誘客を図り、ウォーキングによる鳥取中部の観光振興、地域振興を一層推進するため、民間団体が行う、鳥取中部で開催されるウォーキング大会の海外プロモーション活動を支援する。
区分
区分
事業主体
中部地区でウォーキングイベントを開催する民間団体
補助率
10/10
補助上限額
600千円
対象経費
(1)招聘旅費、海外渡航費、現地での広報宣伝費
  ※補助対象国 東アジア
(2)Webシステムでのプロモーションに係る経費
  ※補助対象国 地域は問わない
  ※ただし機材・通信料は、対象外

(3)SUN-IN未来ウオーク開催支援(継続)【1,000千円(1,000千円)】
・鳥取県の自然、文化、歴史を味わえる3km〜40kmまでの11コース(2日間)を楽しむことができる全国規模の本県を代表とするウォーキング大会「SUN−IN未来ウオーク」の開催を支援し、ウオーカー誘客の推進とウォーキングリゾートを推進する。
区分
内容
事業主体
中部地区でウォーキングイベントを開催する民間団体
補助率
1/2
補助上限額
1,000千円
対象経費
大会運営費、広報宣伝費等

(4)【拡充】ウォーキングリゾート情報発信事業【4,392千円(350千円)】
・鳥取県中部がウォーキングのメッカとしてさらに成長し続けるため、ウォーカーや観光客に訪れてもらえるよう、現在散乱している県内ウォーキングコースの見どころやイベント等をわかりやすくまとめ情報提供するとともに、様々な媒体を活用し情報発信を行う。
・ねんりんピックのウォークラリーが倉吉で開催されたことは、倉吉・中部がウォーキングの中心地となってきた証。それをより一層高めるために、ウォーキングをすることでポイントが得られるイヤーラウンドコースの活用及び、ねんりんピックのレガシをーを活かしたシニアの活躍・健康づくりを図り、県民のやりがいを高めるとともに県外からも誘客を図る。そのため、イヤーラウンドコースをデジタルマップに登録して、ウォーキングイベントを開催することで周知を図る。また、育成してきたコンシェルジュのスキルアップにもイベントを活用する。
区分
内容
委託先
民間等
委託内容
【拡充】(1)インターネットを活用した情報発信
・ポータルサイトの作成、運営、管理(新規)
・デジタルマップへの登録、管理(継続)
【新規】(2)様々な媒体を活用した情報発信
・SNS等での発信
【新規】(3)イヤーラウンドコースの活用
・イヤーラウンドコースを活用したイベントの開催
委託料
4,392千円

(5)【廃止】鳥取中部ウォーキングリゾートコンシェルジュ育成事業【0千円(250千円)】
・観光客の満足度を高めるために年間を通してウォーキングを素材とした観光が行え、ウォーキングを利用したコース案内やガイド、ウォーキング指導が行える人材を育成するため、研修会を開催し、地域づくり、観光振興に取り組む人材を育成する。
・ウォーキング常設コースの実地体験研修を行って様々なコースの魅力を理解、スキルアップを図ることにより、中部管内コースの周遊、滞在を促していく。
区分
内容
委託先
民間等
委託内容
【研修開催】
・ウォーキングリゾートコンシェルジュ育成研修会の企画、運営 等
・ウォーキング常設コース現地視察研修
委託料
250千円
活用事業
・年間を通して観光案内所等で観光客からの相談対応やコース提案
・関係団体への企画実施の支援
・健康増進施策対応 など

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


(1)地域と進める中部ウォーキングリゾート推進事業補助金
・R6年度より多様な魅力を組み合わせた、ウォーキングイベントの開催を支援。(2イベント支援済)
(2)外国人ウォーカー誘客推進補助金
・新型コロナウイルスの影響によりR2〜R3年度は渡航を伴う活動は見込めなかったが、R4年度はコロナ収束後の誘客を促すためWebを利用し韓国、台湾ウォーキング団体などへの海外プロモーション活動を支援した。
・R5年度は原州で開催されたイベントに参加し県内ウォーキングイベントのPR及び継続的な交流を行うほか、台湾千里歩道協会を訪問しイベント情報の取得や県内のイベントをPRし、継続的な交流によって県内ウォーキングイベントの継続した誘客への支援した。
・SUN-IN未来ウオークへの外国人ウォーカー参加者数(R1:32名
R6:30名、R7→200名)
(3)SUN-IN未来ウオーク開催支援
・SUN-IN未来ウオーク運営費の一部を支援
・全国規模のイベントとして開催するとともに外国人観光誘客を推進するため継続して支援する。
(4)鳥取中部ウォーキングリゾートデジタル化推進事業
一昨年登録した各市町コースのスポットや案内を継続実施。
(5)鳥取中部ウォーキングリゾートコンシェルジュ育成事業
・R3年度北栄町関係団体と共催。地元団体の参加も呼びかけ、観光振興コンテンツツーリズムについての研修を実施。
・R4年度はコロナ感染拡大の影響により中止。
・R5年度は三朝町にて日本遺産三徳山・三朝温泉を活かしたウォーキングによる観光振興、健康づくりについて学んだ。
・R6年度は湯梨浜町で実施予定。


(参考)近年の取組状況について
(ア)取組支援
・SUN-IN未来ウオーク運営費の一部を支援(補助金)
 ※R2年度アジア・ウォーキング・フェスタin鳥取の開催について支援。コロナウイルス感染拡大の状況からR5年度に延期された。
・ワールド・トレイルズ・カンファレンスを中部に誘致する取組を支援(H26〜28)
(イ)環境整備
・東郷湖畔の歩道整備(H24〜H28)
・みんなでノルディックin中部コースマップの製作(20コース)
・東郷湖集会コース案内表示整備
・ノルディック・ウォーク公認指導員養成補助
(ウ)情報発信
・海外ウォーキング関係団体、国内並びに海外の旅行代理店へPR
・ウォーキングリゾートとっとりの情報発信(DVD作成、(H30))
・まんが王国に関連するウォーキングコースの情報発信(R1)
・伯耆国ロングトレイルの情報発信(PR動画作成(R2))

これまでの取組に対する評価


(1)地域と進める中部ウォーキングリゾート推進事業補助金
・多様な魅力を組み合わせたウォーキングイベントの支援により観光客の誘客に繋がっている。
(2)鳥取中部ウォーキングリゾートコンシェルジュ育成事業
・ウォーキングリゾート推進協議会関係団体を中心に研修を行い、地域の魅力を知りウォーキングを素材とした観光振興について、理解を深めるられている。

(参考)近年の取組に対する評価
・SUN-IN未来ウオークが日本マーチングリーグへ加盟。3,000人規模の大会へと成長。参加者の約4割が県外者であり、大会自体が県中部の誘客ツールとなった。
・SUN−IN未来100kmウオークが韓国におけるグランドスラム大会に認定され、韓国人参加者が増加。
・ワールド・トレイルズ・カンファレンスの誘致、ウォーキングリゾート鳥取を世界に発信し、国内外からのウォーカーの誘客を推進した。
・東郷池周回コースが全日本ノルディック・ウォーク連盟公認コース第1号に認定された。
・東郷湖畔にオープンした日本初のウォーキングカフェを軸にウォーキングリゾートとっとりを国内外でプロモーションした結果、旅行代理店やメディアの視察・取材が多数あり、情報発信に高い成果が出せた。
・地元に根付いた取組が芽生え始めた。(湯梨浜町済州オルレとの「友情の道」協定締結、ONSEN・ガストロノミーウォーキング、琴浦グルメdeめぐるウォーク、みささロゲウォークなど)




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,200 0 0 0 0 0 0 0 3,200
要求額 6,992 0 0 0 0 0 0 0 6,992