これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○これまでの取組状況・改善点
<業務適正化(内部統制)>
・業務執行上のリスクに対する未然防止策の実施状況や不適切事例の発生状況を把握して内部統制の実施状況を評価し、取組の改善を促すことにより、さらなる重大事案の発生防止に努めた。
<業務改善ヘルプライン>
・「業務改善ヘルプライン」等を契機として、実質的に業務改善が図られることに重点を置いて、必要に応じ、関係課に必要な助言・指導を行った。
<不正経理に関する外部通報窓口>
・会計検査院の検査指摘等により明らかになった不適正な経理処理の再発防止策のひとつとして、平成21年度から県の物品調達に係る不正経理に関する外部通報窓口を設置した。
<監査業務>
・会計の専門家と包括外部監査契約を締結し、より独立性・専門性の高い県民の視点に立った監査を実施し、地方分権等を担うにふさわしい行政体制の確保に努めた。
(参考:過去3年間の包括外部監査テーマ)
・令和3年度[包括外部監査人:谷田 真基(税理士)]
「防災・減災に関する事業に係る財務事務の執行について」
・令和4年度[包括外部監査人:牧野 芳光(税理士)]
「強い農林水産業の実現に向けた事業に係る財務事務の執行について」
・令和5年度[包括外部監査人:牧野 芳光(税理士)]
「コロナを越える経済対策に向けた事業に係る財務事務の執行について」
これまでの取組に対する評価
<業務適正化(内部統制)>
・令和2年度に法制化された制度であるが、昨年度と比較して自己点検での不適切な事務件数やその発生所属数は減少したものの、実地検査では、不適切な事務件数やその発生所属数は増加しているため、引き続き全ての所属において確実に未然防止策を実施することが重要である。
<業務改善ヘルプライン>
・業務改善ヘルプラインには毎年一定数の相談が窓口に寄せられており、様々な業務改善を図ることができた。引き続き、相談内容を基に的確に業務改善が行われるよう努める必要がある。
<監査業務>
・包括外部監査結果の指摘事項等について、公正かつ的確に内容精査・事案検証等を行うとともに、適正な是正措置・改善策を取りまとめ、効率的かつ効果的な行政運営の確保を図っている。
・今後も、外部監査人の監査活動を適切にサポートしながら、よりよい行政体制の確保に努める。