これまでの取組と成果
これまでの取組状況
■事業目標
本県の次世代産業として、とっとりバイオフロンティア内での研究活動を基礎とした創薬関連産業や医療関連産業の創出を図る。
■取組状況
○鳥取大学の染色体工学技術を核とした医療イノベーションの創出に向けて、文部科学省の事業等を活用した研究開発が進められてき た。
第1期(H18〜20)及び第2期(H22〜H24)「地域イノベーションプログ ラム」
・人工染色体を活用したマウス・細胞等の基盤技術(細胞への遺伝子 導入効率向上等)及び実用化技術(遺伝子導入技術を使ったマウ ス生産技術、細胞作成技術等)を確立した。
第3期(H25〜H29)「地域イノベーション戦略支援プログラム」
・これまでの技術を応用した製品開発による創薬支援ビジネスへの 展開や新たなバイオ医薬品製造関連技術を開発した。
○国の医薬品創出プロジェクトへの参画、大手製薬企業等との共同開 発、業務提携による営業力強化、ファンドからの出資等、県内事業者による事業化に向けた取組が進められており、引き続き県が支援することで、バイオ関連産業の創出及び集積を図る。
〇医工連携の体制を整備するため、(公財)鳥取県産業振興機構に医工連携コーディネーターを配置し、県内企業への情報提供や現場ニーズを捉えた医療機器開発及び販路開拓等の支援を実施した。
〇令和6年度に「とっとりメディカルバレー研究会」を立上げ、鳥取大学医学部との連携強化を図るとともに、創薬及び医療機器開発等の関連分野を融合させながら、研究会(セミナー等)を実施した。
これまでの取組に対する評価
■取組状況に対する評価
○とっとりバイオフロンティアは令和7年度で開設から14年を迎えた。鳥大発ベンチャーなど、現在、全室入居しており、マウス等の創薬支援ツール分野に加え、細胞等の開発等を展開。H30.4月には隣接地に「とっとり創薬実証センター」が開設され、大手製薬会社等が入居し、バイオ関連産業の集積が進んでいる。
〇鳥取大学医学部・(公財)鳥取県産業振興機構、鳥取県等の医工連携の取組により、県内企業が医療機器分野へ参入し、医療現場ニーズに基づき開発された製品の中から上市した案件も出てきている。
〇「とっとり医療・福祉関連産業ネットワーク(事務局:鳥取県産業振興機構)」の参加団体は135社(令和7年9月末時点)となるほど、医療機器分野参入への気運の醸成が図られている。展示会への積極的な出展等により、ニーズの把握や県内企業とのマッチングの機会を創出している。
○鳥取大学医学部との連携を強化し、本県の医工連携を次のステージへと進めていくため研究会(セミナー)等を実施した。
■改善点
○展示会等による露出を増やしながら医療機器開発に係るニーズを積極的に把握する。
○研究会の成果を事業化に繋げるフォローアップの実施。