これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・事業目標
他の教員のモデルとなるような優れた教育実践を行っている教員を「エキスパート教員」として認定し、その優れた指導技術等を普及させていくことにより、本県教員の指導力の向上を図る。
・取組状況
令和7年度は108名のエキスパート教員を認定し、11月末までに42回の県外研修及び49回の公開授業・研修会等を行う予定である。また、各局においては研修会等の講師としても活用している。
【内訳】小学校(31名) 中学校(19名) 高等学校(41名) 特別支援学校(17名)
公開授業・研修会等(6月から実施、11月末予定まで)
小学校 14回 中学校 8回 高等学校 23回
特別支援学校 2回
県外研修(6月から実施、11月末予定まで)
小学校 8回 中学校 8回 高等学校 21回
特別支援学校 5回
個人サイト公開
小学校31名 中学校19名
これまでの取組に対する評価
・取組状況に対する評価
令和6年度末にエキスパート教員所属校の学校長を対象に実施したアンケートでは、「教員の指導力に良い影響があったか」という質問への肯定的回答が100%であった。また、教員の指導力向上以外にも、6割以上の学校長が「児童生徒の学力向上」(61.5%)や「学校組織の活性化」(60.0%)などの良い影響があったと述べるなど、現場から高い評価を得ている。
一方で、若手教員は今後もさらに増えていくことが予想されるため、若手教員の資質・能力の向上は引き続き喫緊の課題と考えている。
・改善点
定年延長や長期認定者のモチベーション維持の課題に対応するため、令和6年度に以下の2点について制度を改訂し、令和7年度から運用している。
(1)エキスパート教員の認定期間は3年間とし、原則としてその都度更新する。定年退職までの認定を原則とする。ただし、「満60歳に達する年度以降であれば、認定期間に関わらず、本人が申し出た年度末において認定を解除することができる。」「3回目以降の更新時には、本人の申し出により県教育委員会と協議し、認定を解除することができる。」とする。
(2)エキスパート教員が心身の故障などその役割を果たすことが困難な場合や育児、介護等様々な状況の場合は、県教育委員会と協議し、活動を「休止」できるとし、より柔軟な対応ができるようにする。
今年度からエキスパート教員の個人サイトを作成・公開し、授業公開の取組や授業で使えるワークシート、県外研修で学んだ内容等を掲載することで、県内の教員が最新の教育事情や授業づくりのポイント等をいつでも見て学んだり情報収集したりできるようにしている。