これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1.事業目標
「鳥取県みどりの食料システム戦略基本計画」の目標(有機特栽面積2,000ha等)達成に向け、推進施策に基づき、有機・特別栽培農産物等の見える化、販路拡大・販売促進や、地産地消、食農教育、消費者交流等による環境負荷低減への取組の理解促進を推進する。
2.取組状況
・グリーンな生産体系加速化事業では、生分解性ポット使用による産業廃棄物の減少及び作業工程の削減を確認し、イチゴ等での実用性を確認できた。また、水稲の可変施肥技術を利用した施肥実証やプラスチックレス肥料実証により、化学農薬の使用量削減、作業省力化を確認した。
・有機農業産地づくり推進(オーガニックビレッジ)については、令和5年度に日南町、令和7年度には八頭町が事業に取り組むとともにオーガニックビレッジ宣言を行い、有機農業の推進を支援した。
・販路の確保について、とっとりエコ・グリーンフードコーディネーターにより「とっとりエコ・グリーン農業WEBサイト」が令和6年3月に公開され、有機・特別栽培等に取り組む生産者の見える化に繋がった。また、「とっとりエコ・グリーンフェス」を開催し、環境にやさしい農産物のマルシェやインフルエンサーによる講演会を通して、約750名の一般消費者等へ情報発信した。
・消費者理解の促進については、学校給食関係者を対象に有機農業出前授業を開催し、制度の説明、有機認証事業者との交流を通して、有機農業への理解の向上が図った。
これまでの取組に対する評価
<評価・改善点>
・有機・特別栽培面積は、令和6年度末1,089haと増加傾向にあり、「鳥取県みどりの食料システム戦略基本計画」の推進目標の「生産現場での環境づくり」については、実証試験やオーガニックビレッジも2件目予定されており、一定の成果は出ているが、さらなる横展開を行うため推進していくとともに、今後は「販路の確保」、「消費者等の理解促進」について力を入れていく必要がある。
・技術開発は成果が出るまで複数年かかるものもあり、現地実証や試験場での実用化試験については引き続き支援が必要である。