これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○事業目標
建設産業は社会経済活動を支える不可欠な存在である一方、労働者の減少と高齢化による技術力の低下が課題となっており、DX推進による生産性向上や人材育成が求められている。
産官学連携により浜坂実証フィールドを活用した先進技術の開発・導入(イノベーション)等の企業支援を進めるとともに、既就労者のスキル向上(リスキリング)や学生の技術力育成等の能力開発を通じて生産性の向上を推進する。
高校生や大学生からのキャリア形成の取り組みだけでは十分ではないため、地域の市町村や教育委員会と連携し、小中学校からの産業教育を段階的に展開するとともに、若年層や保護者への建設業の魅力発信を通じて土木・建築分野を含む地域建設産業全体の担い手確保・育成を推進する。
これらの取組により、地域の社会経済活動を支える建設産業の持続的な発展を目指すものである。
○取組状況
平成29年1月に産官学が連携した協議会を設立し、小中学校等への建設業の魅力発信、実践的な研修支援、既就労者への能力向上支援など、継続的な取り組みを進めてきたところである。
令和8年度に地域資格(とっとり道守)が創設される予定であり、担い手育成・確保の観点から資格取得支援に係る制度拡充を行う。
これまでの取組に対する評価
○取組状況に対する評価
・県内就職率(高校からの県内建設関係企業)が平成29年度に比べ21%増加した。(平成29年度:64% →令和6年度:85%)
・資格取得の支援(土木施工管理技士)は、既就労者を対象とする1級資格では全国平均よりも高い合格率を達成(県合格率46.7%、同全国41.2%)し、高校生が受検した2級資格は5名が1次試験※に合格し県内建設産業への就職率向上に貢献した。 ※2次試験の受検は別途実務経験が必要
・小中学生への魅力発信講座や職場体験学習、高校生への魅力発信ガイダンスやUAV測量実習などの技術力向上、大学生へインフラ維持管理技術講座などの取組を実施(小中学校:7校3,138人、高校5校2,511人、大学553人、延べ6,202人、H29〜R6実績)
・「とっとり建設☆女星ネットワーク」の活動支援、高校生のインターンシップ受け入れにかかる企業支援(R6年度49社)、既就労者の資格取得にかかる企業支援(R6年度17社、28人)などを実施
○改善点
・若年層(小中学校)、保護者、教員を含め、継続的・体系的な産業教育が必要。
・現状で限られた人員で運営できる業務体制へのシフトが必要。