事業費
要求額:706千円 (前年度予算額 990千円) 財源:単県
課長査定:計上 計上額:423千円
事業内容
1 事業の概要
竹林の拡大量の把握、森林などへの被害実態の整理、効果的な拡大防止対策を確立する。
2 事業の目的・背景・効果等
(1) 事業の目的・背景
近年、竹林が近隣の造林地などに侵入し、林木に及ぼす被害の拡大が懸念されている。が、竹の侵入実態や効果的な防止技術が明確でないため、その対策に苦慮している。詳細な竹林の拡大・被害実態の把握と防止対策の確立が急がれる。
(2) 事業の効果
・森林タイプによる被害対策の要否等施策方針を判定する資料となる。
・侵入竹の効果的、効率的な駆除方法(伐採時期、薬剤等注入方法)を提示できる。
・竹林を資源として捉えたときの基礎資料が得られる。
・従来、見向きもされなかった穂先タケノコが食用になることが分かった。
・竹林に放牧した豚がタケノコを食べることにより拡大防止につながる。
・放牧飼育という新しい竹林の利用方法が提案できる。
3 事業内容
新旧の空中写真を使用して竹林の拡大を把握(17〜19)。
竹林の桿密度や隣接森林タイプと被害の多少の関係を調査(17〜19)。
竹林拡大防止試験地(薬剤注入等)と竹林再生防止試験地(皆伐)の設定と効果の追跡調査(17〜19)。
竹伐採と薬剤注入の作業時間と作業負荷の比較調査(17〜19)。
長く伸びたタケノコ(穂先タケノコ)の食味調査および伐採時間と負荷量の調査(17〜19)。
竹の伐り時期と腐朽促進の関係を調査(17〜19)。
豚の放牧による竹林の拡大防止効果調査(18〜19)。
4 これまでの成果
・土壌の良い立地への侵入速度が速い。・若い森林で林木の枯死被害が多い。壮齢林では被害は少ない。
・薬剤注入により親竹は全て枯死した。
・アンケート結果から穂先タケノコの食味は良かった。
・豚がタケノコを食べることが確認できた。
5 事業期間及び経費
(平成17から19まで3年間の試験研究のうち3年目)
区分 | 事業量 | 事業費(千円) |
全体 | | 2215 |
17年度 | ・被害拡大実態調査。防止試験地・皆伐再生試験地設定。穂先タケノコの食味。腐朽促進 | 590 |
18年度 | ・昨年度同様の調査と追跡調査。各種防止作業時間等の調査。
・豚の放牧による拡大防止調査。 | 990 |
19年度(要求額) | ・防止試験地の追跡調査。タケの根芽への薬剤効果の確認
・穂先タケノコのPR
・豚の放牧調査。 | 706 |
財政課処理欄
「豚の放牧による竹林の拡大防止試験」はゼロ。(18年度の成果を活用してください)
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算額 |
990 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
990 |
要求額 |
706 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
706 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
423 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
423 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
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0 |
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0 |