現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 農林水産部のナシ果実の輸出に対応した生産・流通技術の開発
平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:園芸試験場費
事業名:

ナシ果実の輸出に対応した生産・流通技術の開発

もどる  もどる

農林水産部 園芸試験場 果樹研究室  電話番号:0858-37-4211


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 1,360千円 9,078千円 10,438千円 1.13人 1.65人 0.00人
19年度予算要求額 1,360千円 9,171千円 10,531千円 1.13人 1.65人 0.00人
18年度予算額 1,360千円 9,049千円 10,409千円 1.13人 0.20人 0.29人

事業費

要求額:1,360千円  (前年度予算額 1,360千円)  財源:受  

課長査定:計上   計上額:1,360千円

事業内容

概略説明 

 中国本土や台湾の富裕層の贈答ニーズに即した、大玉、高品質の青ナシ生産技術を確立するとともに、画期的な鮮度保持剤を活用した貯蔵、輸送技術を開発する。
 *:(独)農生農研機構のプロジェクト研究(H17〜19)で実施
1 事業の必要性
近年、台湾、中国本土の富裕層による高級果物の需要が高まっており、鳥取産ナシの販路拡大が期待できる
中国本土や台湾の贈答用青ナシは、大玉(4L〜5L)以外は扱ってくれない
画期的鮮度保持剤(1-MCP)の実用化(18年度登録見込み)で、より長期間の品質保持が可能となる
輸出対象が「二十世紀」に限られているが、他の大玉系統についても、可能性を把握する必要がある
2 事業の内容
贈答ニーズに即した大玉生産技術を確立する
画期的鮮度保持剤活用技術を確立する
@1−MCPによる日持ち性向上技術の開発
A樹上、あるいは貯蔵中の生理障害発生の軽減
輸出対象品種の拡大
3 事業の効果
鮮度の高い果実が海外消費地に供給されるようになる
国内でシェアを失いつつある二十世紀の販路拡大
省力栽培が可能だが、日持ちの悪い赤ナシ品種も輸出可能→農家経済安定
輸出先のニーズに合った高品質果実の供給により、高単価販売(1玉500円〜1000円)が期待できる

4 これまでの成果
早期摘蕾(らい)*とジベレリン処理の組み合わせで、果実の細胞が増加し、大玉作りに結びついた
1-MCPは、新しい輸出品種として有望な「涼月(園試G系統)」に対しても日持ち向上効果が認められた
台湾へ「涼月(園試G系統)」を試験輸出し、アンケート調査を行った結果高い評価であった
5 H19の試験課題
植調剤と摘らい、早期摘果等これまで得られた大玉生産に関する知見をまとめて実証し、マニュアル化を図る
1-MCPの処理方法について、有袋での処理や、段ボールに詰めた状態での処理等現場における効率的な方法を検討する
500g超の有望系統及び、700g超の赤ナシ新品種「王秋」を台湾に送り、輸送中の果実品質への影響を調査するとともに、台湾での日持ち性を調査する
植調剤の利用による樹上における生理障害(アンコナシ)回避技術を明らかにする
*:摘蕾:果実をならせる必要のないつぼみを、咲く前に摘み取ること
6 平成19年度要求額内訳(単位:千円)
内 訳
要求額
実験手法研修・現地検討旅費
463
栽培資材・実験試薬等購入費等
897
合 計
1,360
7受託元 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
試験実施期間
平成17年度〜19年度



財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 1,360 1,360 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,360 0 0 0 0 0 0 1,360 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,360 0 0 0 0 0 0 1,360 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0