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平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:園芸試験場費
事業名:

果樹・野菜・花きの新農薬の実用化促進

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農林水産部 園芸試験場 環境研究室  電話番号:0858-37-4211


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 4,513千円 14,014千円 18,527千円 1.82人 1.96人 0.05人
19年度予算要求額 4,513千円 12,896千円 17,409千円 1.82人 1.96人 0.05人
18年度予算額 4,210千円 11,985千円 16,195千円 1.69人 0.13人 0.35人

事業費

要求額:4,513千円  (前年度予算額 4,210千円)  財源:受託10/10  

課長査定:計上   計上額:4,513千円

事業内容

概略説明

 園芸作物の病害虫防除剤、除草剤、植調剤の効果と実用性を検討し、効率的かつ安全な防除薬剤を実用化する。

1 試験の必要性
(1)新農薬を実用化するためには、公的機関での効果および薬害の評価が原則となっている。
(2)作物への農薬残留に対する消費者の意識が高まってきており、より安全性の高い低コスト農薬の使用が求められている
(3)農薬散布者への安全性の確保が重要であり、散布方法の改善が求められている。
(4)除草作業において、より安全かつ軽労働化が求められている。
(5)近年、薬剤耐性菌(特定の農薬で効果が低下した菌)や薬剤抵抗性害虫(特定の農薬で効果が低下した害虫)の発生などの問題が生じてきており,安全で効果の高い新農薬の実用性を検討し、早期に防除体系へ組み入れることが重要である。

2 試験の内容
(1)農薬の安全な処理方法や効果が安定し,農薬による汚れが少ない剤型を検討する。
(2)各園芸作物の重要病害虫を安定して防除できる防除指針および防除暦を作成する。
(3)新規薬剤の効果や安全性を検討し、その実用性について検討する。
(4)省力的で殺草範囲が広く、抑制期間の長い除草剤の実用化を検討する。

3 試験の効果
(1)病害虫に対して効果が高く、かつ安全性の高い低コスト農薬が明らかとなる。
(2)安定して重要病害虫が防除できる防除暦が作成できる。
(3)省力的で長期間にわたって効果が安定した除草剤が明らかとなる。
(4)省力・安全で低コストの園芸作物生産が可能となる。

4 これまでの成果
(1)ナシなど果樹の重要病害虫に対して新農薬11剤を県防除暦に採用した。
(2)スイカで新しい剤型の土壌消毒剤の実用性を明らかにした
(3)ナシ黒斑病やスイカうどんこ病など薬剤耐性菌が発生している病害について新規薬剤の効果を確認した。
(4)ナシなどで性フェロモン剤等の実用性を検討した。
(5)ナシ、花き類に対して新しい除草剤の効果を検討した。

5 平成19年度の試験内容
 鳥取県の園芸作物安定生産のため、病害虫防除剤、除草剤、植調剤の新剤のデータ収集を行い、防除効果や薬害の有無を判定して、成績書を作成する。

6 平成19年度要求額内訳(単位:千円)
内 容
要求額
備品購入費(百葉箱)
303
旅費
50
栽培資材・試験資材購入費等
4,160
合 計
4,513

7 受託元 鳥取県植物防疫協会

8 事業実施期間 継続調査



財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 4,210 0 0 0 0 0 0 4,210 0
要求額 4,513 0 0 0 0 0 0 4,513 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 4,513 0 0 0 0 0 0 4,513 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0