1 概要説明
乳用牛及び和牛繁殖牛の給与粗飼料の生産と大型機械を活用した自給粗飼料生産技術の改善・実証展示及び場内で発生した牛糞堆肥の資源循環を図る。
2 背景・目的
1)試験試験研究に供する乳用牛及び和牛繁殖牛に給与する牧草乾草及びトウモロコシサイレージを安定的に確保するため、場内8.6haの圃場を利用し効率的に自給粗飼料生産を行う。
2)奨励品種選定試験等で優れた品種について実証栽培を行い畜産農家への普及を図る。
3)場内で発生した堆肥を有効利用し資源循環を図る。
3 試験内容
当場の8.6haの圃場を利用した牧草及びトウモロコシの実証栽培。
4 期待される効果
(1)当場で飼養している乳用牛及び和牛繁殖牛に良質の牧草乾草及びトウモロコシを安定的に確保し、試験研究を円滑に行うことが出来る。
(2)奨励品種等を実証展示栽培することにより、農家段階での普及を図る。
(3)天候の影響を受けにくい作付体系の確立。
(4)雑草防除体系の確立。
(5)場内で発生する牛糞の堆肥利用による資源循環
5 農家の要望等
毎年新しい品種が種苗メーカーから発売されている。それ らの生育状況を見たり、牛に給与した場合の嗜好性を知りたいという要望がある。
6 平成19年度要求額内訳