二十世紀梨再生促進事業（内外流通促進対策）

１　背景と課題

（１）本対策は生産者及び農業団体、県が行う鳥取独自の価格安定対策

（２）”輸出”と”国内出荷”のバランス（需給調整）→国内価格の安定

（３）台湾では仲秋節（９〜１０月）と春節（１〜２月）に高品質（大玉）な二十世紀のニーズ強い

（４）台風などの災害時には、市場への出荷量が一時的に集中し、全国的に価格が暴落

→価格安定のためには県域での保管、出荷調整が不可欠

→関東市場への定着が急務

→生産者及び農業団体に大きなリスクが発生
（検疫条件に対応しうる産地体制が整うまでの緊急支援必要）

調整保管等により、海外輸出など国内外への出荷流通を促進し、価格の安定を図る。

社団法人鳥取県果実生産出荷安定基金協会

４　要求額　　１５，０００千円

５　事業内容

区　　分	内　　　　　容	負担割合
海外出荷数量 　確保調整保管	輸出先のニーズに対応するため、低温貯蔵庫等に調整保管する場合の貯蔵保管経費 検疫規制の強化に伴う検査不合格時の出荷収支差等の補てん	県　　１／２ 実施主体　　　　１／２
国内出荷 　調整保管	災害対応など需給調整のため、市場以外の低温貯蔵庫等に保管する場合の貯蔵保管経費
国内流通 　運賃補てん	国内出荷先の調整と市場開拓のために、遠隔市場へ出荷する場合の差額運賃を補てん

６　事業期間　　平成１８年〜２０年度（３年間：以後廃止）

※一定の単価以上で販売された年は、生産者負担金の１０％相当額を積み立て、次年度県補助金の削減に資する