林業・木材産業構造改革事業

<査定結果>

○企業立地補助金で対応できます。

○全国でも有数のＬＶＬ（単板積層材）製造施設の誕生と本県林業　振興の重要な拠点が形成される動きであり、スギの大量加工に
　より、本県の間伐の推進、間伐材の一層の利用促進が図られる
　ことから、新しい取り組みによる林業振興の観点から、県として、初期
　投資に必要な支援を行う。

（１）復活要求
補助率の復活　補助率
５／１０（国）　→　６／１０（国5/10、県1/10）
（２）要求額
査定額　１，００２，９３９千円
要求額　　　２００，０００千円
合計額　１，２０２，９３９千円
３　復活要求理由

�@スギの低質間伐材を専門に加工する県内唯一の工場であり、これ
　まで切捨てされていた県内の低質間伐材利用の飛躍的拡大　
　が見込まれるとともに、間伐も推進される。
（原木使用量　計画　　　５４，０００m3）
（　うち県内　　　　　　　　４４，０００m3）
（県内の原木生産量　１２０，０００m3（平成１７年度））

　　また、今まで県内低質間伐材はチップ利用等低価格で取引され
　ていたが、本施設の稼動により、集成材原木として付加価値化　（収益化）が期待できる。


�A新たな木材産業の創出により、木材生産面で新たな雇用が生
　まれ、当該地域及び県内林業・木材産業全体の活性化につ
　ながる。
（工場設立のみで新たに４０名の雇用が創出）

�Bこれまで林業・木材産業構造改革事業では、先駆的、モデル的
　な県内の林業振興をリードしていく取組みに支援を実施。
　今回の取り組みは、これまでにない大規模で先進的なものであ
　り、その波及効果も極めて大きいことから、本事業の支援により
　円滑な事業運営をサポートしたい。

○事業実施主体：�潟Iロチ（民間事業体）
○総事業費： ２，０００，０００千円
○補 助 率： 国１／２、県費１／１０
○整備内容： 単板積層材（ＬＶＬ）製造施設の整備
○整備場所： 日南町下石見「日南町林業木材団地（仮称）」
○年間原木使用量：５４，０００m3／年間（４，５００m3/月）
○生 産 量： ３０，０００m3／年間（２，５００m3/月）
○工事着工予定：平成１９年５月
○稼動予定時期：平成２０年１月

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