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予算編成過程の公開
平成19年度予算
農林水産部
畜産関係試験場整備事業
6月補正 一般事業
課長要求
支出科目 款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産振興費
事業名:
畜産関係試験場整備事業
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農林水産部
畜産課 企画・中小家畜係 電話番号:0857-26-7831
事業費
要求額:
10,884千円
財源:単県
課長査定:計上 計上額:8,700千円
事業内容
1 事業概要
高品質な粗飼料増産による飼料自給率の向上を図るためのサイレージ中の栄養成分の分析、おいしい鳥取和牛肉を生産するためのうまみ成分の分析、及び肥育牛・繁殖牛の適正管理のための血中ビタミンの分析を行うため畜産試験場に高速液体クロマトグラフィーを整備する。
2 背景及び補正理由
1)輸入穀物飼料の高騰
輸入主要国(米国)での飼料用トウモロコシのバイオ燃料への利用により、供給不足となり、
トウモロコシの価格は急騰
しており、今後も高値で推移すると予想される。
乳価の低迷、減産型生産調整
により経費節減が必須であり、酪農家は、輸入穀物飼料に替わるものとしてコーンサイレージの増産に取り組んでいる。
コーンサイレージ
は、肥培管理、収穫時期等の調整技術により栄養価が変動することから
成分分析は不可欠
である。
畜産試験場への成分分析の依頼件数は増加しており、早急に高速液体クロマトグラフィーを整備し、迅速に対応する必要がある。
2)試験研究機関における高速液体クロマトグラフィーの整備
試験研究に必要なデータの分析には必要不可欠な機器であり、
全国的にも殆どの研究機関で整備
されている。
畜産試験場では、倉吉家畜保健衛生所の機器を借りて分析を行っているが、病性鑑定を優先するため、迅速な対応が困難で分析数も十分なものが得られていない。
3)アミノ酸分析の必要性
消費者が求めるおいしい和牛肉を生産するため、脂肪酸と併せてアミノ酸についても
全国に先駆け
て遺伝子領域を確定し、うまみのある
鳥取和牛の改良
を進める必要がある。
3 事業の目的・効果
高速液体クロマトグラフィー導入による分析及び効果
◆畜産農家の技術支援
1)乳酸の分析
(飼料分析を活用した給与技術向上支援事業、粗飼料生産事業)
サイレージ中の乳酸含量、硝酸態窒素を測定し、良質な粗飼料の生産と調整により適正な給与飼料の設計を行い酪農経営の安定を図る。
サイレージ調整技術習得のための支援を行う。
◆種雄牛造成、肥育・健康管理技術の試験研究
1)アミノ酸の分析
(鳥取和牛肉うまみ開発試験)
うまみに関する基礎データを蓄積し、アミノ酸組成の遺伝子領域を確定し、今後の種雄牛造成に活用する。
2)ビタミンの分析
(現場後代検定試験、粗飼料重視型肉用牛経営システム試験)
肥育牛の脂肪交雑向上に影響する血中ビタミン濃度(ビタミンA、ビタミンE等)を測定し、健康管理及び飼育管理の指標とする。
放牧と飼料イネサイレージ給与を組み合わせた和牛繁殖牛飼養管理技術を確立し、粗飼料自給率100%の飼養経営モデルを策定する。
4 事業内容
高速液体クロマトグラフィーの整備
5 所要経費
10,884千円
財政課処理欄
要求額の財源内訳
(単位:千円)
区分
事業費
財源内訳
国庫支出金
使用料・手数料
寄附金
分担金・負担金
起債
財産収入
その他
一般財源
現計予算額
9,490
0
0
0
0
0
0
0
9,490
要求額
10,884
0
0
0
0
0
0
0
10,884
財政課使用欄
(単位:千円)
区分
事業費
国庫支出金
使用料・手数料
寄附金
分担金・負担金
起債
財産収入
その他
一般財源
査定額
8,700
0
0
0
0
0
0
0
8,700
保留
0
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別途
0
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