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予算編成過程の公開
平成19年度予算
農林水産部
バイテクによるナガイモおよびラッキョウ新品種の育成
当初予算 一般事業
課長要求
支出科目 款:農林水産業費 項:農業費 目:園芸試験場費
事業名:
バイテクによるナガイモおよびラッキョウ新品種の育成
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農林水産部
園芸試験場 生物工学研究室 電話番号:0858-23-1341
トータルコスト
事業費(A)
人件費(B)
トータルコスト
(A+B)
正職員
非常勤職員
臨時的任用職員
19年度予算計上額
2,700千円
16,350千円
19,050千円
1.97人
0.46人
0.40人
19年度予算要求額
2,700千円
13,072千円
15,772千円
1.97人
0.46人
0.40人
18年度予算額
3,000千円
8,743千円
11,743千円
1.29人
0.24人
0.41人
トータルコストとは?
事業費
要求額:
2,700千円
(前年度予算額 3,000千円) 財源:県単
課長査定:計上 計上額:2,700千円
事業内容
概略説明
砂丘地農業の再生・振興を目的として、省力栽培に適した高品質のナガイモ新品種およびラッキョウ新品種を育成し、産地のブランド化を目指す。
1 事業の必要性
(1)
ナガイモ
(生産戸数 152戸、面積 35.6ha、生産量 1,275t/H17産)
ア
ナガイモ主産地である北海道、青森県の増産により、
近年
、単価の下落
(
H14産301円/kg → H17産:179円/kg
)が続いている。栽培農家から、高単価が期待できる新品種の育成を強く要望されている。
イ
鳥取県産のナガイモは約1mの長さになり、その収穫は、
辛い作業姿勢を強いる小型掘取機
を用いたり、
重労働な手掘り
作業で行う。この作業の軽労化が困難なため、栽培を止めるあるいは規模を縮小する農家が多い。
ウ
栽培農家から、新品種「ねばりっ娘」よりも
種苗が増殖しやすく
、さらに
短く
掘り取りが楽な
ダイコン型
のナガイモの育成が強く要望されている。
(2)
ラッキョウ
(生産戸数 521戸、面積 213ha、生産額 14.1億円/H18産)
ア
鳥取県産の砂丘ラッキョウは
乾腐病
に
弱く、
毎年
約1〜3割
のラッキョウが
枯死
して減収が続いている。なお、この病害に対する
特効農薬
が
無い
ことから、栽培農家から乾腐病に強い
抵抗性新品種
の育成が強く望まれている。
イ
鳥取県産ラッキョウは
品質
が高く、
ブランド力
があるため、他産地より
高値
で販売されている。産地からは、ブランド力を維持あるいは向上させるため、従来品より
機能性
の
高い
新品種の開発が望まれている。
2 事業の内容
(1)
ナガイモ新品種の育成
砂丘ナガイモと他のヤマノイモ属植物を人工交配 → バイテクによる交配雑種の養成 →
ダイコン型、増殖が容易、粘りが強い品種
の選抜 → 品種登録 → 現地実証栽培
(2)
ラッキョウ新品種の育成
育成した系統の中から、
乾腐病抵抗性
系統の選抜 →
高機能性
品種系統の選抜 → 品種登録 → 特性実証栽培
3 事業の効果
(1)
ナガイモの新品種の育成
ア
単価アップ(長芋179円/kg → 新品種400円/kg)
イ
ナガイモ産地再生による
砂丘畑
の
荒廃化防止
(2)
ラッキョウ新品種の育成
ア
乾腐病がもたらす損失の解消による
約1〜3割
の
収量増加
イ
鳥取オリジナルの
高機能性
品種による本県産の
ブランド力アップ
および
有利販売
4 これまでの成果
(1)
ナガイモの新品種の育成
ア
ナガイモの
交配
によりこれまでに
約730系統
を育成した。それらの中で、イチョウイモと砂丘ナガイモの交配雑種の
優良
な1系統を
「ねばりっ娘」
の名称で
品種登録
した。他の系統に関しては特性調査および選抜試験を実施中。
イ
ナガイモ再生プラン
の中で、
「ねばりっ娘」
の
普及計画
が盛り込まれ、
生産拡大
が図られている。
(2)
ラッキョウの新品種の育成
乾腐病抵抗性・高機能性
のラッキョウ新品種候補を
約400系統
育成しており、特性試験および選抜試験を実施中。
5 H19年度の試験内容
(1)
ナガイモ新品種の育成
平成18年度までに一次選抜した系統の中から、芋の長さが60cm以下で生産性と食味に優れた系統を二次選抜する。さらに、
ダイコン型
系統を育成するための
交配組合せ
を調査する。
(2)
ラッキョウ新品種の育成
乾腐病抵抗性
の有望系統を一次選抜し、これらの中から
機能性成分含量
の高い系統を二次選抜する。
6 平成19年度要求額内訳
内 訳
要求額
会議、学会等への出張費
208
栽培管理費(農業資材、農薬等)
972
組織培養費(培養器具、消耗品、試薬等)
1,500
通信運搬費等
20
合 計
2,700
7 事業実施期間
平成17〜21年度
財政課処理欄
要求額の財源内訳
(単位:千円)
区分
事業費
財源内訳
国庫支出金
使用料・手数料
寄附金
分担金・負担金
起債
財産収入
その他
一般財源
前年度予算額
3,000
0
0
0
0
0
0
0
3,000
要求額
2,700
0
0
0
0
0
0
0
2,700
財政課使用欄
(単位:千円)
区分
事業費
国庫支出金
使用料・手数料
寄附金
分担金・負担金
起債
財産収入
その他
一般財源
査定額
2,700
0
0
0
0
0
0
0
2,700
保留
0
0
0
0
0
0
0
0
0
別途
0
0
0
0
0
0
0
0
0