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平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業試験場費
事業名:

水田の給排水技術の確立

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農林水産部 農業試験場 水田基盤研究室  電話番号:0857-53-0721


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 651千円 10,389千円 11,040千円 1.28人 0.00人 0.25人
19年度予算要求額 651千円 10,481千円 11,132千円 1.38人 0.00人 0.25人
18年度予算額 651千円 10,481千円 11,132千円 1.38人 0.00人 0.25人

事業費

要求額:651千円  (前年度予算額 651千円)  財源:単県  

課長査定:計上   計上額:651千円

事業内容

1 事業の目的

 水管理にかかる労働時間を短縮し規模拡大を促進するため、かんがい用水の効率的な給排水技術と深水管理を可能とするほ場の管理技術の研究を行う。


2 事業の必要性

(1)大規模農家は、管理するほ場が多くなると肥培管理やロスタイムが多くなることから農地の引き受けに限界感。

(2)既設の給排水施設だけでは、ほ場の水コントロールは不可能。

(3)異常気象による作柄の不安定化が深刻化する中、早期の台風や冷害等気象変動に強い栽培管理方法として深水管理に期待。

(4)環境保全や消費者の安全志向の高まりにより、無農薬あるいは減農薬栽培に取り組む大規模稲作農家が増えているが、規模拡大する上で雑草防除が大きな課題。


3 事業の効果

(1)給排水コントロールによる水管理時間の短縮、ほ場の乾燥時間の短縮等により経営規模拡大を促進する。

(2)かんがい用水の効率化による節水、水質汚濁防止効果。

(3)稲作経営体による有機栽培の規模拡大を可能とし、顧客ニーズに対応した農業経営の実現を図る。
4 事業の内容

(1)平成18年度の内容と成果

ア)給排水の効率化

 レーザーレベラーによる田面の傾斜均平化による給排水の効率化技術を「水田傾斜均平化のための手引き」としてマニュアルにまとめた。

イ)暗渠排水再生

 立上管による新たな暗渠の洗浄方法について検討し、その洗浄効果について有用性が示唆された。

ウ)地下排水

 既設の暗渠、補助暗渠の集水範囲を特定した。これにより排水効果を高めるための補助暗渠の施工密度が示唆された。

(2)平成19年度の内容

 既設暗渠を利用した地下灌漑による水管理法について検討する。
 また、暗渠再生のための試作疎水材のほ場適用、既存暗渠の再生マニュアルの作成などを行う。 


5.年次計画
    事業期間(H17〜19  3年間の試験研究のうち3年目)


財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 651 0 0 0 0 0 0 0 651
要求額 651 0 0 0 0 0 0 0 651

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 651 0 0 0 0 0 0 0 651
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0