現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 農林水産部の室内空調等に対応した県産スギ内装用面材の開発
平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業試験場費
事業名:

室内空調等に対応した県産スギ内装用面材の開発

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農林水産部 林業試験場 木材利用研究室  電話番号:0858-85-2511


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 784千円 2,407千円 3,191千円 0.29人 0.25人 0.00人
19年度予算要求額 784千円 1,929千円 2,713千円 0.29人 0.25人 0.00人
18年度予算額 1,683千円 1,943千円 3,626千円 0.30人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:784千円  (前年度予算額 1,683千円)  財源:単県  

課長査定:計上   計上額:784千円

事業内容

1 事業の概要

 健康や快適性の観点から、無垢材と床・壁暖房など空調設備を組み合わせた快適な住宅造りが注目されている。そこで、空調設備と組み合わせて形が少ない、また、保温や省エネルギーも貢献するギ内装用面材の提案指す。

  事業の背景、目的、効果など
(1)背景・問題点

    • 県産材をふんだんに使った家造りが注目されている。
    • 無垢のスギ板は床暖房など空調設備の熱により表面が乾燥して反りやすく、クレームの原因となりやすい。
    • 住宅は夏季に屋根からの熱気が伝わることで室内が高温になりやく空調が効きにくい。また、冬季には屋根裏に結露が発生しやすく住宅を傷めやすい。

(2)目的
 県産スギ材の需要拡大のため、住宅用空調設備と組み合わせても変形が少なくスギの質感にあふれた内装用面材の開発を目指す。またスギ厚板の保温・断熱性に着目した、空調・省エネルギーにも貢献できるスギ内装用面材の提案を目指す。

(3)期待される効果
 床暖房対応製品、保温や省エネルギーなどに効果のある県産木製品として利用方向を提案することにより、県産材の需要拡大につながる。

(4)これまでの成果
    • 室内を想定した小試験で、スギ厚板(36mm厚)が保温性と省エネルギーに効果があることを確認。
    • 複層パネルについて、各層の板厚のバランスを替えつつ、中間層の一部を中空(スノコ状)にすると、反りの性能は従来品そのままでパネルの軽量化が実現。床暖房下地としての省エネルギー効果もあり。
    • フローリング板の反り軽減について小試験体による裏すき形状の検討中。
      3 事業の内容
H17から19年までの3年間の試験研究のうち3年目
    • 無垢板について、反りや収縮に効果のある板の加工・配置・形状の実証試験及び提案
    • 複層パネル材について、保温・省エネルギー効果に関する実証試験および提案


4 平成19年度要求額内訳

区分事業内容 事業費(千円)
全体
3,343
H17厚さや繊維傾斜などの材質が変形や昇温に与える影響の解明
876
H18一般住宅での使用実態の把握、変形抑制と保温などに効果のある配置、溝加工などのモデル実験による検証
1,683
H19反りや収縮に効果のある板の加工・配置・形状の実証試験、保温・省エネルギー効果に関する実証試験および提案
784


財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 1,683 0 0 0 0 0 0 0 1,683
要求額 784 0 0 0 0 0 0 0 784

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 784 0 0 0 0 0 0 0 784
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0