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平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:園芸試験場費
事業名:

消費者ニーズに応えるブロッコリーの高品質栽培技術の確立

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農林水産部 園芸試験場 野菜研究室  電話番号:0858-37-4211


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 1,112千円 11,018千円 12,130千円 1.36人 0.85人 0.00人
19年度予算要求額 1,112千円 10,444千円 11,556千円 1.36人 0.85人 0.00人
18年度予算額 0千円 0千円 0千円 0.00人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:1,112千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県  

課長査定:計上   計上額:1,112千円

事業内容

概略説明

 10月から翌年3月にかけて出荷するブロッコリーの秋冬どり作型で問題となっている、高温や低温による生理障害を防止する技術を確立する。

1 事業の必要性
ア ブロッコリーは、近年栽培面積、販売額ともに増加傾向にある。平成17年には販売額が10億3000万円に達し、スイカ、白ネギ、ラッキョウに次ぐ品目となっている。
イ 作付けの中心となる秋冬どり作型(10月〜翌年3月出荷)では高温期の定植(苗の植え付け)、低温期の収穫となるため、高温や低温が原因の生理障害を受けやすい。
@高温や日照不足による根の活性低下が原因とみられる小花の黄化
(下写真、2枚)

A低温が原因で発生するアントシアン(紫色の色素)
等による品質の低下が問題となっている。
ウ これらの生理障害を克服することで消費者の求める品質(緑色が濃くドーム型)のブロッコリー生産技術を確立する必要がある。
エ 事業の対象 県内ブロッコリー栽培面積 326ha(H18秋冬どりブロッコリー作付け面積)

2 事業の内容
ア 高温障害(小花の黄化)克服技術確立
・障害発生の実態調査
・発生防止対策技術の確立

 低温障害(アントシアン)発生が少なく、品質良好な品種の検索
・アントシアンの発生が少ない品種を比較検討し、品質良好なものを検索する。

3 事業の効果
ア 消費者の期待に応える品質の良いブロッコリーの生産
イ 品質向上による販売単価、販売額の向上(78百万円増加)

4 これまでの成果
ア H17の原種審査会において、アントシアン発生が少なく、有望と思われる品種が見つかったが、問題点が残されているので一層品質の良い品種の検索が必要。

5 平成19年度の試験内容
ア 高温障害(小花の黄化)克服技術確立
・同時期における高温障害の多発生ほ場、少発生ほ場の栽培概要の聞き取りと生育状況の調査を行い、障害の発生要因を明らかにする。
・高温障害の発生が少ない有望品種を検索する。
・育苗方法、肥培管理等の改善により障害の発生を抑える技術を検討する。
 低温障害(アントシアン)発生が少なく、品質良好な品種の検索
・有望と判明した品種に新たに育成された品種を加えてアントシアン発生状況、形状、収量等の調査を行い、品質良好な品種を検索する

 平成19年度要求内訳

      内   訳       要 求 額
旅費          55
栽培資材、実験器具購入費等       1,051
通信運搬費           2
その他物件費           4
合計       1,112

 試験実施期間  平成19年度〜21年度



財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,112 0 0 0 0 0 0 0 1,112

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,112 0 0 0 0 0 0 0 1,112
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0