1 試験概要
種雄牛造成の一環として選抜をかけるための試験。
直接検定で選抜された種雄牛候補牛の産子(後代)を肥育し、その枝肉成績によって遺伝的産肉能力を判定する。
2 試験の目的・背景
優秀な県有種雄牛の早期造成に対する農家要望に応え、県内和牛の改良を促進するため、平成16年1月に定めた鳥取県和牛改良方針に基づき、鳥取県の独自性の高い種雄牛造成を行う。
3 試験内容
(1)種雄牛候補牛の産子(調査牛)取得のための交配
(県内家畜人工授精師へ凍結精液配布)
(2)産まれた調査牛の確認(親子判定)
(3)調査牛の購入と肥育
ア 肥育期間 20〜23カ月間
イ 肥育頭数 18頭(肥育農家8頭・畜産試験場10頭)
(4)調査牛の枝肉調査・候補牛の選抜(種雄牛として供用)
4 期待される効果
優秀な種雄牛の造成とその凍結精液の安定供給を行うことによって、県内和牛の改良を促進し、鳥取和牛のブランド確立が図られる。
5 要求額の内訳
(単位:千円)
項 目 | (前年度)
金 額 |
備品購入費
(調査牛の購入費 35頭×466千円) | (20,064)
16,310 |
旅費
(枝肉調査・会議への出席旅費) | (294)
294 |
需用費
(飼料・医薬品等調査牛の飼育管理費) | (15,862)
15,052 |
役務費
(調査牛のと畜・販売手数料 32頭×26.3千円、親子判定手数料 105頭×11千円等) | (2,987)
2,238 |
合 計 | (39,207)
33,894 |
6 事業年度
平成13年度〜