農林水産部 農業試験場 環境研究室 電話番号:0857-53-0721
要求額:550千円 (前年度予算額 517千円) 財源:受託
課長査定:計上 計上額:550千円
本県の稲・麦・大豆等の病害虫防除に使用する新規薬剤について、農薬登録を促進するため、(社)日本植物防疫協会の農薬委託試験を受託し、薬剤の防除効果・薬害の確認試験を行う。 2 事業の目的・背景・効果等 (1) 事業の目的・背景 ・新規薬剤を使用するためには、国の農薬登録が必要であり、これには公的機関の効果・薬害試験が必要である。
・本県で問題となる病害虫の防除対策を確立するためには、まず、農薬登録された薬剤が必要である。
・近年、イネいもち病の薬剤耐性菌の発生、麦類赤かび病の発生等が問題となっているため、これらの防除薬剤に対する現場要望が高い。
・そこで、新規薬剤の農薬登録に必要な試験を行い、登録促進を図る。
(2) 事業の効果 ・有効薬剤の農薬登録により、薬剤の早期実用化が図られる。
・県防除歴編成のための資料となる。3 事業の内容
以下の病害虫に対して、新規薬剤の防除効果・薬害確認試験を行う予定。
・イネいもち病、イネ内穎褐変病 ・斑点米カメムシ類、ニカメイガ ・オオムギ赤かび病、オオムギ網斑病 ・ダイズ紫斑病、ダイズカメムシ など 4 これまでの成果 本県の稲・麦・大豆等で問題となる病害虫を対象として、新規薬剤の農薬登録の促進を図ってきた。 5 事業期間および経費 〈昭和26年度から継続実施〉