流通・販売対策 生産技術向上
(「とっとりの花」ブランド化推進事業)
県産花の県内流通・販売促進
【県産花の県内での流通販売の現状と課題】
県内で生産される花のおよそ1/3は県内出荷仕向け(しむけ)となっている。
花き振興の為には県外出荷仕向け品目のさらなる強化とともに、輸入花攻勢による単価安や重油価格高騰による輸送コスト高によるデメリットの回避のために、県内における県産花の有利販売体制の整備が必要。
<課 題>
1)花の有利販売には、高品質、高鮮度であることが必須であり、鮮度保持システムの導入に向けた取り組みが必要。
↓
2)あらゆる機会をとらえて積極的に県産花の情報を発信するとともに、県産花の生産情報を小売店頭で表示し、消費者に伝えることが必要。
↓
3)積極的な需要拡大策により、県内における県内花の有利販売につなげる。
<対 策>「とっとりの花」ブランド化推進事業
要求額 688千円
■「とっとりの花」ブランド化推進(ブランドマークの作成・表示)
1)平成18年度にイメージ戦略として、一定品質基準以上の花を対象とした「とっとりの花ブランドマーク」を県民のかたから公募し、決定した(現在商標登録申請中。店頭での表示販売は18年度11月末より開始予定)。平成19年度においては生産情報とともに県内小売店頭で表示する取り組みを拡大する。
2)高鮮度花き流通のための流通システムの改善を実施(生産者〜市場〜小売間で連携した鮮度保持システムの導入を促進)。
■「今月のとっとりフラワー」
1)イメージ戦略として、平成18年度に選定・発表した「今月のとっとりフラワー」を元に、月毎の花をテーマとしたアレンジメントフラワー等の県オリジナル商品を開発(「今月のとっとりフラワー」を素材に、県内フワラーデザイナーが県産和紙や杉・布素材を組み合わせた新商品を開発)(H19新規)。
2)県内テレビ局と連携し、「今月のとっとりフラワー」の生産地を紹介、スタジオに花を設置(継続実施)
【実施内容】 平成18年度 (単位:千円)
事業区分 | 内 訳 | 要求額 |
「とっとりの花」ブランド化推進 | 「とっとりの花」ブランドマークの公募・発表 | 300 |
連携促進・研修会の開催 | 42 |
「今月のとっとりフラワー」
イメージ戦略 | 「今月のとっとりフラワー」の選定・発表 | 150 |
メディアと連携し「今月のとっとりフラワー」を紹介 | 108 |
計 | 600 |
【実施内容】 平成19年度 (単位:千円)
事業
区分 | 内 訳 | 要求額 |
「とっとりの花」
ブランド化推進 | 消費者モニター試験の実施・生産者・市場・小売り連携による鮮度保持技術の導入促進 | 180 |
県内流通促進を目的とした輸送業者・花き産業関係者・消費者との意見交換会の開催 | 60 |
「今月のとっとりフラワー」
イメージ戦略 | 「今月のとっとりフラワー」商品開発 | 340 |
メディアと連携し「今月のとっとりフラワー」を紹介 |
108 |
計 | 688 |
【事業実施主体】県委託事業 委託先:鳥取県花き振興協議会
【事業年度】 平成18年度〜平成19年度