1 事業の概要
台風被害跡地の植生の変化を調査、推測し、鳥取の森林環境や気候に適した植栽樹種の選定や植栽方法を検討して、効率的な森林再生技術を確立する。
2 事業の目的・背景・効果等
(1)事業の目的・背景
平成16年の台風により、日南町を中心とした森林で風倒被害が発生した。被害地の再生には広葉樹の植栽希望が多い一方で、倒木整理だけや、そのまま放置された被害地もあり、森林保全上今後の遷移が心配されている。
台風被害跡地の再生能力の見極めや、植栽樹種の選定、更新技術など、森林の復旧方法に関わる情報収集が急がれる。
(2)事業の効果
台風被害跡地だけではなく、伐採放置林など壊れた森林の取扱方法が提示できる。効率的で安価な森林再生技術を示せる。
3 事業の内容
@台風被害スギ林の被害要因の解析
A台風被害跡地の更新樹種調査
B広葉樹造林地調査
C過去のスギ林の冠雪被害跡地追跡調査
D伐採放置地調査
4 事業計画及び経費
(H18〜20年度の3年計画の2年目)