現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 農林水産部の青ブドウブランド化に向けた実用化技術の確立
平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:園芸試験場費
事業名:

青ブドウブランド化に向けた実用化技術の確立

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農林水産部 園芸試験場 砂丘地農業研究センター  電話番号:0858-36-2039


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 1,250千円 6,057千円 7,307千円 0.75人 0.40人 0.00人
19年度予算要求額 1,250千円 6,713千円 7,963千円 0.75人 0.40人 0.00人
18年度予算額 1,250千円 6,713千円 7,963千円 0.75人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:1,250千円  (前年度予算額 1,250千円)  財源:単県  

課長査定:計上   計上額:1,250千円

事業内容

概略説明

 青ブドウの新品種ハニービーナス、ロザリオビアンコを中心に、7月から9月までのシリーズ出荷体系を確立し、特色のある新しいブドウブランドを作り出す。この技術開発は「北条町ブドウ産地の復興プラン」において、試験場の支援が要望されている課題である。
1 事業の必要性
 生産者の声:ハニービーナス、ロザリオビアンコはいい品種だが、まだ栽培技術が出来とらん。試験場に、技術を確立してほしい。
ア 巨峰等の大粒黒色品種は、主要産地との競合により、今以上の有利販売は見込めない状況にある。
イ 産地が生き残る方策としては、特色のある個性的なブドウを売り出す必要がある。
ウ 新品種のハニービーナスは、5ha新植されているが、最適な栽培法が未確立である。
エ 生産者から青ブドウによるシリーズ化を図るための技術支援を求められている。
オ 事業の対象者 県内ぶどう生産者  約300名
2 事業の内容
ア ハニービーナス、ロザリオビアンコの種なし省力栽培法の開発
イ 鳥取独自の青ブドウ品種の選抜と育成
ウ 青ブドウ栽培マニュアルの作成
3 事業の効果
ア 青ブドウの収量向上(1.2t → 1.7t)
イ 品質安定化による単価向上(500円/kg→目標900円/kg)
ウ ハニービーナスとロザリオビアンコの出荷量(20t→30t)
エ 7〜8月の青ぶどうのシリーズ出荷体系の確立によるブランド化
4 これまでの成果
ア ハニービーナスとロザリオビアンコの無核化栽培は、ストレプトマイシン処理と植物調節剤処理により可能となったが、果粒肥大が約9gと小さく商品性が劣った。
イ シャインマスカットは、果実品質に優れているが樹勢が強く着果不良となりやすいことが認められた。
ウ ハニービーナスの日焼け防止とアザ果軽減のためには、黒色一重袋よりこれまで使用していた青色一重袋の方が有効であることが認められた。
5 H19の試験内容
ア 優良最新品種(ハニービーナス、シャインマスカット,ロザリオビアンコ)での種なし栽培技術の検討を行う。
イ 青ブドウの優良最新品種シャインマスカットの実用性を判定する。
ウ ハニービーナス、ロザリオビアンコの栽培方法・房整形方法の検討を行う。
エ 鳥取独自の青ブドウ品種の選抜と育成
オ ハニービーナス・ロザリオビアンコの栽培マニュアル作成。
6 平成19年度要求額内訳(単位:千円)


        内  訳

     要求額

 学会・検討会への出席旅費

       102

 ぶどう栽培用資材・分析用試薬購入費 

     1,148 

        合  計

     1,250

(事業実施期間   平成15年〜平成19年度)

注)
  無核化=種無し化
  植物調節剤=植物ホルモンなどの植物の生育を調整する物質のこと。


財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 1,250 0 0 0 0 0 0 0 1,250
要求額 1,250 0 0 0 0 0 0 0 1,250

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,250 0 0 0 0 0 0 0 1,250
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0