1 事業概要
飼料自給率向上のために、主としてコントラクター(飼料生産請負)組織の育成、稲発酵粗飼料の利用拡大、トウモロコシの安定生産、国産稲わらの利用拡大、移動放牧の推進を行う。
【ミッションと対応方向】
☆消費者が求める良質な畜産物の安定生産に向けた環境づくり
○循環型畜産の確立
・耕畜連携の強化による飼料自給率の向上
2 事業の背景・目的・効果
背 景
(1)畜産物の安全・安心の面、また輸入粗飼料からの伝染病の侵入を防ぐために、栽培履歴の分かる自給粗飼料の生産が求められている。
(2)飼料費は畜産物生産費の中で大きな比重を占め、低コスト生産が求められる。
(3)家畜排せつ物の適正処理するためには、家畜ふん尿の堆肥化と飼料作ほ場への適正な施用が必要である。
目 的
(1)安定した良質の自給飼料を生産し、家畜(牛)への利用推進を図る。
(2)効率的かつ低コストに自給飼料を生産・利用することで、飼料購入費を抑える。
(3)家畜堆肥を還元できる飼料作ほ場を確保し、循環型農業を推進する。
効 果
(1)飼料自給率が向上することにより、食料自給率向上が図られる。
(2)飼料購入費が抑えることにより、畜産経営の安定につながる。
(3)飼料作物作付面積を増加することで堆肥循環が推進され、畜産環境の改善が図られる。
3 事業内容
(1)飼料生産受託組織技術的支援事業
@コントラクター組織の育成
A飼料用稲の種子増殖支援
(2)自給飼料増産推進事業
@稲発酵粗飼料の利用拡大のための技術支援
Aトウモロコシの安定生産のための技術支援
B国産稲わらの利用拡大推進
(3)放牧利用推進事業
@耕作放棄地等での簡易移動放牧への推進指導
A各町公共牧場への放牧技術支援
【共通】課全体の強い農業づくり交付金事務
4 所要経費および財源内訳 (単位:千円)
事業区分 | 事業
主体 | 事業費 | 負担
区分 | 要求額
(前年度
当初) | 要求額の財源内訳 | 備考 |
国庫 | その
他 | 一般
財源 |
施設機械整備事業 | 農協 | (23,861)
0 | (国1/2
1/3) | (8,056)
0 | (8,056)
0 | | | |
地域育成強化事業 | 農協 | (1,620)
0 | (県
2/5) | (648)
0 | | | (648)
0 | |
奨励品種推進事業
(賃金) | 県
(畜試) | (79)
0 | (県
10/10) | (79)
0 | | | (79)
0 | |
標
準
事
務
費 | 奨励品種推進事業 | 県 | (1,150)
401 | 県
10/10 | (151)
0 | | | (151)
0 | |
飼料生産受託組織技術的支援事業 | (36)
103 | | | (36)
103 | |
自給飼料増産推進事業 | (501)
111 | | | (501)
111 | |
放牧利用推進事業 | (462)
187 | | | (462)
187 | |
計 | | (26,710)
401 | | (9,933)
401 | (8,056)
0 | | (1,877)
401 | |