現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 農林水産部の高級ワイン用品種の選定と省力安定栽培法
平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:園芸試験場費
事業名:

高級ワイン用品種の選定と省力安定栽培法

もどる  もどる

農林水産部 園芸試験場 砂丘地農業研究センター  電話番号:0858-36-2039


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 850千円 5,892千円 6,742千円 0.73人 0.40人 0.00人
19年度予算要求額 850千円 6,533千円 7,383千円 0.73人 0.40人 0.00人
18年度予算額 850千円 6,533千円 7,383千円 0.73人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:850千円  (前年度予算額 850千円)  財源:単県  

課長査定:計上   計上額:850千円

事業内容

(園芸試験場費)  高級ワイン用品種の選定と省力安定栽培法の開発 (H16〜20年(5年間))

                       850千円
概略説明
 嗜好の高級化と栽培面積の減少によって、砂丘産ブドウを用いた地産ワインが存亡の危機にある。再生には品質向上を図るためのブドウ品種選定と儲かる省力栽培法の開発が望まれている。新しい高級ワイン用ブドウ栽培面積を拡大する。

1 事業の必要性
生産者の声:甲州ブドウは安くて儲からん。簡単に作れてもう少し高く売れるものはないか。遊休農地に導入できる省力作物はないか。

 ワインの消費志向が高級化しており、鳥取産甲州等を用いた原料では品質が劣りニーズに合わない
 甲州の栽培面積と生産量が減少し、地場産だけでは需要に対応できず、県外産で対応しているため、貴重な地元農産物がなくなる。(h17産ワイン用ブドウ、23t、3ha)
 これまでワイン用ブドウに関する試験対応はなく、好適な品種や栽培法は不明である。 
 遊休農地対策として、省力栽培によるワイン用ブドウの導入が有効である。
 事業対象者  県内ワイン用ぶどう生産者 約 50名
   
2 事業の内容
 高級ワインに向く品種(甲斐ノワール、サンセミヨン等6品種)を比較栽培し、適性を判定する。
 省力安定栽培の可能な栽培方式(雨除け等4方式)を検討し、栽培法を確立する。
 ワインブドウ栽培マニュアルを作成し、普及拡大を図る。

3 事業の効果
 単価アップ(甲州170円/kg → 高級種250円/kg)
 生産面積増加(現状3ha→目標12ha)による遊休地の減少
 地産ワインの品質向上(中級→高級)
4 これまでの成果
 16年3月に6品種を植え付け、雨除け等4方式で試験を開始した。
 棚トンネルは、19mmの鋼管を用いた補強で、傘トンネルはビニールを巻き上げにより、台風の強風にも絶えられることが判った。
 収量性はサンセミヨン・甲斐ノワールが良くサンセミヨンは収穫期が8月下と早い。
 ミューラトルガウは果房が密着房となり、カルベネソービニヨンは色素量が少ないが、幼木での成果であり、今後の検討が必要。

5 H19の試験内容
 各品種の収量・果実品質とワインの品質調査を行う。
 各作型の作業性の比較検討を行う。
 各品種と各作型の栽培特性を検討し経済性の比較検討を行う。
 栽培マニュアルを作成する。 

6 平成19年度要求額内訳(単位:千円)

        内  訳

      要求額

 学会・研修会への出席旅費        

        81

 ぶどう栽培用資材

       769

        合  計

       850

(事業実施期間 平成16年〜平成20年)
注)
  遊休農地=耕作者がなく、手が入っていない遊んでいる農地
  密着房=ぶどう1房内の粒と粒がくっつき合った状態の房



財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 850 0 0 0 0 0 0 0 850
要求額 850 0 0 0 0 0 0 0 850

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 850 0 0 0 0 0 0 0 850
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0