1 目 的
■ 日本の農村の原風景ともいえる茅葺民家の価値を認識しても
らい、地域での茅葺民家の維持再生の実現を図る
■ 茅葺民家の維持再生をきっかけに、地域住民がむらづくりを考 えるなど、地域の自立を支援する。
2 事業の経緯
■ 平成17年度:東部地域の茅葺民家の現状調査を実施
■ 平成18年度:茅葺民家維持再生調査の結果を基に、茅葺民家
ネットワークの立ち上げ、茅場調査など茅葺民家の保全活動を
実施中
3 茅葺民家の維持・保全の課題
@ 茅場の確保
A 茅場職人の育成
B 所有者への情報提供
C 県内外への情報発信
D 緊急に対策が必要な民家
4 事業内容
■ 次のような茅葺民家の維持再生活動等に取組むNPO団体等
に経費を助成し、維持再生活動を支援する。
@ 再生・維持事業
茅葺民家ネットワークを活用し、茅葺民家の再生・維持に
取組む意欲のある民家の再生・維持を支援し、当該民家
を核として茅葺民家の維持・再生、地域の活性化活動等
の展開を図る
・支援事業:茅の葺替え作業、座談会の開催、イベントの
開催
・想定地域:八頭町柿原、若桜町
A 体制整備事業
茅葺民家の維持・再生に応えるための体制を整備する
・茅場の確保
・茅葺民家情報の提供及び維持保全に関する相談窓口
の設置
・茅葺民家の空き家情報の提供
【補助金額】
補助金額:600千円×2団体=1,200千円以内
補助率 :1/2
補助団体:2団体
5 今後の展開イメージ
■ 地元市町村又はNPO団体等の支援を受けながら、地域
住民主体による茅葺民家の維持再生を行い、これをきっ
かけに地域住民がむらづくりを考えるなど地域の自立を
図る