・毎年小型回収船によりアオコやヒシを除去しているが、ヒシの繁茂が年々拡大しており、それにより湖水の回流が阻害され滞留している。
・湖水の滞留により海水との環流が進まず、水質の悪化が懸念されている。
・また、ヒシが繁茂することにより湖山池固有の大名蓮の生育に影響を与えている可能性がある。
・回収船「みずすまし」による刈り取りでは根の除去が出来ず、年々土中でどんどん根が膨らんでおり、ヒシの繁殖を抑える根本的な解決にはなっていない。みずすましが管理できる適正なヒシの分布とする必要がある。
・膨らんだ根は湖底でダンゴ状態になり、ナイロン袋等のゴミを巻き込んでいる。それにより湖底では貧酸素状態となり富栄養化を引き起こしている。
・水質が悪化することにより、カビ臭の原因となるプランクトンが発生し、魚介類に影響(カビ臭くなる)を与えている。