1 事業概要
優れた価値がありながら、普段見慣れて気づかない建築物
や環境・景観資源をもう一度掘り起こし、これをPRするこ
とにより、故郷に対する愛着と誇りを高め、地域のまちづく
りを支援する。
(対象)建築物、まちなみ、及びこれらと一体となった自然・景観
2 背景
・ 地域の遺産が経済性や効率性が優先される中で、次々と破壊さ
れ、地域は個性を失いつつある。
・ 高齢化と過疎化の中で、まちづくりをはじめとする地域文化の活力
が停滞する危惧がある。
・ 地域に埋もれている価値のある資源は、身近にあるため気付かな
いものがまだ多いと推測される。
◇小鹿谷の辻堂(湯梨浜町小鹿谷)
◇光徳寺山門(琴浦町公文)
◇光の鏝絵(琴浦町光)
3 事業内容
○ 市町と共同で「中部のお宝伝統建築物・まちなみ」を発掘
・ 建築士会、大学のまちづくり研究者、地域文化研究者より
情報聴取
・ 生活環境局職員による現地調査
○ 大学の専門家を招いてまちづくりの誘因材となる可能性の高い
題材の抽出
○ 抽出した題材について、町、専門家、地元住民等と活用策検討
会を開催
→ 検討会から地域座談会の開催等へ発展
○ PR
中部お宝マップの作成、中部総合事務所HPへの掲載、総合事
務所だよりへのシリーズ掲載、ハイキング遠足コース、観光コー
ス設定 等
4 効果
・ 故郷に対する愛着と誇りを高め、まちづくりの機運が醸成される
・ 価値のある建築物等の発見につながる
・ 地域作りのネタ、観光ネタへ発展する
5 経費
大学専門家報償費、特別旅費(計4名×4回) 317千円