1 事業概要
国土交通省が建設する殿ダムの落差と利水放流水を利用し、袋川発電所を建設するため、実施設計を行う。(実施設計終了後、国土交通省に水利権許可申請を行い、許可後建設工事を実施する)
袋川発電所(鳥取市国府町殿) 諸元表
出力(最大) | 使用水量(最大) | 有効落差(最大) | 発電形式 | 年間可能発生電力量 |
1,100kW | 3.00m3/s | 46.8m | ダム式 | 6,071MWh |
建物名称 | 区分 | 構造 | 階 | 延面積 | 概算費用 |
発電所本体 | 水車発電機室・配電盤 | RC造 | 地上1階
地下1階 | 236m2 | 579百万円 |
2 経緯 平成 1年度 発電参加の意思表示
平成 2年度 殿ダム計画に係る利水参加依頼
平成 5年度 殿ダム基本計画告示
平成13年度 袋川発電所基本設計実施
平成15年度 中国電力との基本協定を締結
平成17年度 殿ダム基本計画変更告示
平成19年度 殿ダム本体工事起工
3 必要性
○再生可能でクリーンな地域エネルギーによる発電を行い、地球温暖化防止やエネルギー自給率向上を実行する
○河川総合開発の一環として殿ダム基本計画に参加し、併せて環境に優しいエネルギーの地産地消を図る
4 補正要求理由
○平成19年3月、殿ダム工事事務所よりダム本体工事が、受注業者技術提案で早まる見込みが示された
○殿ダム本体工事の工程提示を受け、比較・確認し、袋川発電所の建設事業全体を1年間早める必要がある
5 所要経費 C=25,951,800円 (設計委託料)
(税抜き価格の30%にNEDO補助あり)
| 平成19年度 | 平成20年度 | 合計 |
委託費 | 7,785,000 | 18,166,800 | 25,951,800 |
6 事業の予定