1 事業の背景及び今年度調査結果
昨年度の最大20%の取水制限を行った渇水を受けて、渇水時にユーザーへの安定供給を図る水源としての井戸設置を目的とした水源調査を今年度実施した結果、西部事務所付近で電気探査を実施したところ深度60〜100mで水源が確認された。
(当初計画 石州府付近→変更計画 西部事務所付近
西部事務所のボーリングデータから堅い岩盤層が確認されたため変更)
2 井戸の構造条件について
- 河川の伏流水でないこと(水源との間に水を通さない土の層があること)
- 浄水場(西部事務所)から近距離であること
- 揚水量が4,000m3/日確保できること
※渇水期の平均給水量 40,000m3/日×10%
以上の条件及び調査結果より、西部事務所付近における深度60〜100mの水源に対して、揚水した時の水位低下を考慮して計画する。
3 事業内容
西部事務所敷地内に本井戸1箇所を掘削(掘削深度100m)
全体事業費 C=70,142千円
平成18年度 C=14,186千円
水源調査委託 1式
平成19年度 C=55,956千円
本井戸設置 1式
位置 西部事務所内
掘削深 L=100m
掘削口径 φ300
※ポンプ設備、配管等の施設は渇水時にレンタルする。