1 事業の目的
災害時などにおける対応は、普段の業務処理の考え方や手順と本質的に異なった側面を持っており、普段から応急対策活動について十分習熟しておく必要がある。
2 背景
(1)総合防災訓練
近年の自然災害の増加及び大規模化に伴い、防災関係機関相互の広域的訓練を取り入れた実践的な総合防災訓練を実施し、防災関係機関との連携、県民の防災意識の向上を図ることが必要であり、東・中・西部の持ち回りで毎年実施。
(2)NBCR災害対処訓練
今日最も危惧されているNBCR災害に対応するためは、防災関係機関との連携をより一層強化することが必要であり、平成17年度に鳥取県NBCR災害対処現地関係機関連携指針を作り検証訓練を実施し、今後は各機関の連携部分、NBCR災害に対する対処能力の向上訓練が必要。
3 概要
(1)総合防災訓練による関係機関との連携強化
・内 容
地震・津波災害、風水害を想定した災害応急対策の訓練を県と東部地区市町との共催で実施し、県は広域連携部分を担任
・所要額
1,600千円 訓練経費の1/2相当
(2)NBCR(核、生物剤、化学剤、放射性物質)災害対処訓練
・内 容
NBCR災害発生時における、現地での初動対処能力向上のため、県、市町村、警察、消防、自衛隊、医療機関が連携して、現地における各機関の対処連携要領を訓練する
・所要額
72千円 タイベックスーツ(汚染防護服)、化学用手袋
4 事業費
2,603千円(標準事務費931千円を含む)