1 目的
県では、大規模災害発生後直ちに、被災した市町村の復興支援等の活動(倒壊建物周辺の瓦礫・ゴミの除去、被災家屋の屋根のシート張り、避難所運営の補助等)を行うために、県職員の有志による「鳥取県職員災害応援隊」を組織している。
したがって、隊としての現場活動・支援活動又は訓練に必要な事業である。
2 事業の必要性
(1) 新規隊員及びチーム員の装備品(被服)貸与
平成15年に「鳥取県職員災害応援隊」を発足、現在は228人の登録であるが、550人を目標に組織することとしている。
平成19年度も新規採用県職員を中心に入隊募集を行い、隊の充実を図る必要がある。
(2) 隊の活動のための装備品
応援隊員は、災害現場において、瓦礫の撤去等の復旧活動に必要な資機材を配備する。
(3) 徳島県総合防災訓練への参加
徳島県との災害時応援協定に基づき、本県が災害時に円滑に応援できるようにするため、徳島県が実施する訓練に「鳥取県職員災害応援隊」を派遣し、訓練を実施する。
3 所要額 1,963千円
(1)職員災害応援隊の新規登録隊員の装備品(被服)費
(80人分)
ブルゾン(上着)、作業服、作業ズボン、安全靴、ベルト、
ヘルメット、ロープ、皮手袋
(2)隊としての活動装備品費
トランシーバー(一式) 10台
(3)徳島県総合防災訓練派遣費
マイクロバス借り上げ代
(参考)
(1)9月1日、徳島県総合防災訓練に10人参加
(2)9月上旬に実施された鳥取県総合防災訓練(中部
地区)に応援隊員を中部及び西部地区(各10人)から
参加。また、支援チームも中部及び西部地区から1チ
−ム参加。
(3)新規入隊の職員災害応援隊員及び既隊員を対象
に基本訓練、活動訓練等を実施(東部、中部、西部地
区で実施)