1 事業概要
自動車登録のため各関係機関に出頭して行う手続きを、自宅等からインターネットで行うことのできるワンストップサービス(OSS)システムを導入し、納税者の利便性の向上と税務事務の効率化を図る。
2 事業の背景
(1)e-Japan重点計画において国の施策として推進され、国土交通省をはじめ関係4省庁において共同でシステム開発。平成17年12月26日に東京、神奈川、愛知、大阪において、スタート(新車新規登録のみ)し、継続検査を含めた全手続きのシステム化を進めている。全手続きの稼動開始時期については、当初、平成20年2月とされていたが、国土交通省による登録識別情報制度の導入等により平成20年10月以降の稼動開始の方向で調整中である。
(2)「OSS都道府県税協議会」の設立(平成16年6月)
・OSSシステムの円滑な導入と運用、自動車税・自動車取得税の納税者の利便性の向上、課税事務等の効率化・合理化に資するため、都道府県の立場から必要な検討、調整を図る組織として設立された。
・平成16年度までに国が開発したOSSシステムのうち、都道府県税務に関する部分については、OSS都道府県税協議会に無償貸与され、平成17年度以降は全都道府県の共有財産として運用管理される。
3 事業の効果
(1)申請者(納税者・ディーラー等)の利便性の向上
@各機関(運輸支局、警察署、県税事務所)への出頭の手間の軽減
A各機関の受付時間に関係なく手続可能
B代行手数料(登録手続、保管場所証明)の低廉化
(2)課税事務の効率化・合理化
@窓口における自動車税及び自動車取得税の税額チェック等審査業務の軽減
A電子的な納税確認による継続検査用納税証明書発行事務の消滅
4 事業内容及び所要経費
事 業 内 容 |
所要経費(千円) |
負担金
(OSS都道府県税協議会19年度負担金) | 共有経費 | 2,750 |
事務経費 |
500 |
合 計 |
3,250 |
5 鳥取県の導入スケジュール
○システム要件検討:平成18年7月
〜平成18年12月
○システム設計 :平成19年10月
〜平成20年3月
○プログラム開発 :平成20年4月
〜平成20年9月
○サーバー等機器導入:平成20年9月
○システム稼動開始:平成20年10月