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平成19年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:衛生費 項:医薬費 目:医務費
事業名:

医師養成確保奨学金貸与事業

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福祉保健部 医療政策課 地域医療推進室  電話番号:0857-26-7195


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 14,574千円 2,389千円 16,963千円 0.29人 0.00人 0.00人
19年度予算要求額 72,254千円 2,602千円 74,856千円 0.29人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:57,680千円    財源:単県  (要求額の内訳)   復活:57,680千円

部長査定:ゼロ 

事業内容

【財政課長査定結果】=>一部計上:14,574千円
    • 鳥取大学の地域枠の制度と県の奨学金制度があいまって効果を発揮できる制度です。
      奨学金を創設した際、このように説明を受けており、これ以上に奨学金の枠を拡大するつもりはありません。


1 復活要求趣旨

        • 医療制度改革により、県には地域の医療に係る総合的なコーディネートが求められることとなった。
          医療制度改革で医療に係る県の役割が大きくなってきたのは歓迎すべきこと。医療は県民の社会的インフラであるにも関わらず、これまで地域で総合的にコーディネートする役がどこにも無かった。医師の養成・確保、診療報酬などの問題についてこれまで県もほとんどノータッチだった。従来は大学とも地域枠による医師確保など部分的に連携する程度だったが、本当に各県が地域医療に対して重要な役割を担っていくことになったのは良いこと。」(H19.1.6県民フォーラム知事発言)
        • 鳥取大学医学部の地域枠奨学金受給者には、将来県内の医療を担う意識の醸成に繋がっており、地元定着への効果が見込まれる。
        • しかし、現行施策のみでは、医療現場への従事効果が現れるのは7年後であり、現在の医師不足の状況から、早急に実体的な人材供給効果の見込める施策が必要

          【現場に出る奨学金受給医師数(累計)】
          現行施策
          要求施策実施後
          H21(3年後)
          10
          H23(5年後)
          30
          H25(7年後)
          50
        • また、奨学金と併せて、地域医療の現場等を体験、学習することは有効であることから、奨学生には大学が設定する地域枠入学者と同様の地域医療カリキュラムの受講(鳥大在学生枠)、サマーセミナーへの参加の義務付け(県外大学枠)を行うこととする。


2 復活要求額
      57,680千円

      (内訳)
      医師養成確保奨学金
      57,600千円
      奨学生選考委員会経費
      80千円

3 事業概要

○医師養成確保奨学金制度(鳥大在学生枠)
【新規】 21,600千円
       鳥取大学医学部の地域枠以外の在学者(3〜5年生)に対し、修学上必要な資金を貸し付ける制度を新設。(募集は平成19年度のみ実施)
        • 地域枠入学者が卒業するまでの間の急対応として、3〜5年生を対象として、地域枠入学者数に相当する人数(5人/1学年)の県内定着促進を図る。
        • 将来、鳥取県内医療機関での勤務を志すことを要件とする。(県内出身者には限定しない)
        • 大学が設定する地域枠入学者と同様の地域医療カリキュラムの受講を求める。
      貸  付  枠
      15人以内(3〜5年生分)
      奨学金の額
      月額12万円 (年額1,440千円)
      返 還 免 除
       卒業後、返還猶予期間(貸与期間の1.5倍に相当する期間で、臨床研修期間は除く)内に、知事の指定する県内病院等に貸付期間と同期間勤務した場合に返還免除。
      要 求 額
      H19新規貸付者分 @1,440千円×15人
      (各学年5人×3学年(3〜5年生))

○医師養成確保奨学金制度(県外大学生枠)
【新規】 36,000千円
       鳥取大学以外の大学医学部の入学者、在学者に対し、修学上必要な資金を貸し付ける制度。 (募集は1〜5年生。ただし、H20年度以降は新規入学者のみを対象として継続)
      • 地域枠奨学金と同様に「鳥取県出身者」に対象を限定
      • 奨学金受給者にはサマーセミナーへの参加を義務付け、県内医療機関の体験を行うものとする。
      • 自治医科大学の学生は対象としない
      貸  付  枠
      25人以内(1〜5年生分)
      奨学金の額
      月額12万円 (年額1,440千円)
      返 還 免 除
       卒業後、返還猶予期間(貸与期間の1.5倍に相当する期間で、臨床研修期間は除く)内に、知事の指定する県内病院等に貸付期間と同期間勤務した場合に返還免除。
      要 求 額
      H19新規貸付者分 @1,440千円×25人
      各学年5人×5学年(1〜5年生))



財政課処理欄


  医師不足は個々の病院の魅力と医師への処遇の問題だと思います。さらに、国全体の制度の問題だと思います。

  県では、医師確保のためのPRを行っているとともに、鳥取大学医学部の地域枠入学生へ奨学金を貸し付けています。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 14,574 0 0 0 0 0 0 0 14,574
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 57,680 0 0 0 0 0 0 0 57,680
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 57,680 0 0 0 0 0 0 0 57,680
要求総額 72,254 0 0 0 0 0 0 0 72,254

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0