1 課長査定結果 → 「0」
既定経費内対応
(「認知症にやさしい地域づくり懇話会事業」などの長寿社会
課の事業を活用して実施してください。)
2 復活要求趣旨
高齢化の進展に伴う認知症高齢者の増加に対し、早期発見・
早期治療体制を整えると共に、認知症進行に伴って必要とさ
れる専門的な医療、介護、家族支援及び地域の支援体制の推
進を図る。
(1)認知症にやさししい地域づくり懇話会は認知症対策につ
いて基本的な体制づくりの検討を行うものである。本事
業の実務者会は、これを発展させ具体的な活動をしてい
く先駆的な取り組みである。
(2)認知症高齢者対策の課題は
@普及啓発の推進 A予防対策の推進 B相談体制の整
備と早期対応 Cサービス提供体制の整備 D家族介
護者への支援 E権利擁護
と整理されてきているが、本事業を取り組むことで、普
及啓発の推進、相談体制の整備と早期対応、サービス提
供体制の整備が推進することが期待される。
(3)西部では課題に対して、様々な機関が主体的に特徴的な
活動をしている現状がある。福祉保健局が、その広域的
な調整の役割を担うことで、必要な資源が有機的につな
がりネットワークの強化につながる。
(4)西部では「認知症高齢者をささえる地域づくり実務者
会」を平成17年度に立ち上げ現状や取り組みを協議し
ている。
今年度からは、毎月開催し事例検討等具体的な対応をし
ているが、その中でネットワーク強化のためのハンド
ブック作成についての要望があがっている。
3 復活要求額
事業費 834千円
4 事業の概要
項 目 | 事業内容 | 所要額 |
実務者会 | ・医師会、介護支援専門員協議会と連携
・認知症サポート医や認知症支援者実践アドバイ
サーの参加
・月1回開催
・具体的な現状や取り組みについて検討し、実現
化するための方策を協議
・事例検討による介護支援専門員等実践者への
支援
・作成したハンドブックを活用したネットワークづく
り | 288千円 |
ハンドブック作成 | ・西部圏域全体の基本形の作成
・現場スタッフを中心に家族等への配布
・内容 @病気について A認知症の人の気持ち
B対応について C西部圏域認知症早期発見・
診断・支援サービスマップ D地域の見守り
ネットワークなど
・ハンドブックを作成することで、取り組みが
推進され、ネットワークを強化することが
できる。 | 380千円 |
先進地視察 | ・大牟田市地域認知症ケアコミュニティ推進事業 | 166千円 |
5 その他
認知症に優しい地域づくり懇話会(平成18年度開始の長寿社会課事業)
との調整を図りながら実施