1 財政課長査定結果 「0千円」 移動式患者移送装置
*備蓄用タミフルは計上 = 60,661千円
2 復活要求趣旨
頭部を陰圧に保ち、かつ患者自身で移動も可能な
「移動式患者移送装置」を要求する |
【現状】
○ 国内でも、高病原性鳥インフルエンザが発生し、人から人に感染す
る新型インフルエンザ発生の危険性が高まっており、感染拡大防止
策の充実が急務。
○ 現在、3保健所に感染症患者搬送用ストレッチャー(アイソレー
ター) を1台設置しているが、搬送要員に4〜6名必要となる状況。
○ 患者が発生すると、二次感染者、濃厚感染者は多数にのぼり、現
有のアイソレーターだけでは対応困難。
【移動式患者移送装置を整備するメリット】
○ アイソレーターと移動式患者移送装置の併用により、機動力のあ
る移送が可能。
○ 階段や防災ヘリコプターなど狭い場所でも使用が可能
○ アイソレーターでの搬送が困難な体重80kg以上の患者にも対応
できる。
○ 移送する際に患者へのスタッフの関与が少ないため、最小限で迅
速に対応可能。
3 事業の概要
移動式患者移送装置を県内3保健所に備え、患者等の発生
に備える。
4 事業費
2,520千円(国1/2)
800千円×1.05×3台
【参考】
患者移送は、県の責務(法第21条)
(移送)
第21条 都道府県知事は、厚生労働省令で定めるところによ
り、前2条の規定により入院する患者を、当該入院に係る
病院又は診療所に移送しなければならない。
1類感染症・・・天然痘、ラッサ熱、エボラ出血熱、
SARS 等
2類感染症・・・コレラ、腸チフス、細菌性赤痢等
*「インフルエンザ(H5N1)」は2類対応感染症