【県の予算要求事業の概要】
1 事業の目的
事業執行に必要となる地域負担額(全体事業の1/3)のうち、県産業技術センターが必要な研究を実施することにより、事業の円滑な執行体制を確保。
2 事業の概要
(1)県の負担
県産業技術センターが実施する研究経費
(各年度毎で地域資金の1/2相当額を上限)
(2)負担方法
中核機関である(財)鳥取県産業振興機構への負担金として拠出
(機構とセンターで研究委託契約を締結)
(3)マッチングファンド形式
文部科学省が総事業費の2/3以内を中核機関へ委託し、地域で残り(1/3以上)を負担する形式。
3 県産業技術センターの研究課題
(1)研究テーマ
@水産資源からの機能性食品素材・食品の開発
水産資源に含まれる機能性成分を利用した機能性食品を開発するとともに、機能性食品の製造販売を行う県内企業の技術開発や販路拡大を支援することで、機能性食品産業の一層の集積と拡大を目指す。
Aヒト人工染色体を利用した機能性評価技術の開発
ヒト人工染色体技術を利用して機能性食品素材を簡便に評価できる細胞を作成し、食品成分の機能、安全性の評価手法を開発する。その手法を用いて新しい機能性素材、機能性食品の開発を行う。
(2)研究期間 平成18年度〜平成20年度
(3)所要経費 18,713千円
(センターの研究費+産業開発課の事務費)