1.目的
鳥取県の福祉の現況は、発展に必要な研究・実践・検証・改善のサイクルが確立されているとはいえず、特に研究・検証といった分野が弱い。そこで、研究・検証といった弱い部分を県全体で支えあう体制を確立するとともに、その成果を知的財産として形あるものとして、行政・民間を問わず福祉関係職員の共有財産として的確に伝承し、資質向上に資するため、「鳥取県福祉研究学会(仮称)」を設立し、それを支援する。 |
2.事業概要
鳥取県内において社会福祉に関する業務・活動・研究を行っている方が、日頃からの成果を発表する場である
自由研究発表会の開催や研究発表
優秀者(グループ)に対して表彰する制度を創設し社会福祉関係者の意欲の向上につながる事業に対して助成する。
(1)講演会の開催(年1回開催)
(2)研究発表会の開催:想定分野(8分野)
(例)・高齢者福祉・障害者福祉・児童福祉・DV
・地域福祉、ボランティア・福祉教育・女性福祉
・家族福祉・社会福祉一般
(3)顕賞事業として知事賞、鳥取福祉研究学会奨励賞等の創設
研究発表優秀者(グループ)を表彰する。
(例)知事賞 1名(グループ) 10万円 |
3.学会の概要
(1)構成員
社会福祉関係者、ボランティア関係者、NPO関係者、医療・保健関係者、教育関係者、企業・団体関係者、学生(大学院生)、その他福祉に関心ある人達
(2)運営推進リーダー
・行政 鳥取大学福祉保健部
・学術 鳥取大学,鳥取短期大学
・民間 鳥取県社会福祉協議会
(3)事務局
鳥取県社会福祉協議会に設置する。
(4)運営経費について
設立当初は参加費制。将来的に年会費制を含めて検討する。
(5)今後のスケジュール
平成18年11月 素案作成
平成18年12月 設立発起人会開催の準備
平成19年 1月 設立発起人会の開催
平成19年 6月 設立総会及び第1回学会開催
設立決議,記念講演会
平成19年10月 第2回 学会開催
※ 研究発表,事例発表,顕彰行事等 |
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4.所要経費 500千円
設立総会への助成 300千円
研究発表会への助成 200千円
※鳥取県福祉研究学会(事務局:県社協)への助成
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【参考】 学会加入対象者想定数 約11,140人
内訳
・社会福祉施設勤務者 約5,800人
・居宅支援事業所勤務者 約380人
・行政関係(県,市町村福祉職従事者) 約370人
・教育機関(鳥取大学,鳥取短期大学 他)学生 約2,140人
・保育所勤務 保育士 約2,450人 |