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平成19年度予算
9月補正 一般事業  知事要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

新・間伐材搬出促進事業

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農林水産部 林政課 林業・林産振興室  電話番号:0857-26-7297

事業費

要求額:20,000千円    財源:単県  (要求額の内訳) 

知事査定:計上   計上額:20,000千円

事業内容

1 補正の概要

      60年生までを本事業の対象としていたが、林齢の制限を撤廃し、必要な経費を補正する。
2 補正の理由・背景
    • 高齢林の大径間伐材は、制度創設時には一般間伐材と比べ5,000円程度の価格差があり、収益性があるものとして、本事業の対象を60年生までの間伐材としていた。
    • しかし、集成材へのニーズシフトや大壁工法の普及など木材需要の変化により、小径材との価格差がほとんど無くなってきている。

    • 特に、智頭や若桜などの古くからの林業地では、以前は、皆伐されていたが、近年は再造林経費の捻出が困難なことから間伐(抜き伐り)が主体となっている。
    • その上、最近の大径材(60年生以上)の価格の著しい低下により、高齢林の間伐が進まず、市場への出材が前年より35%減少するなど、地域の林業・木材産業の低迷の一因となっている。
       
    • このため、本事業の林齢の制限を撤廃することで、高齢級森林の間伐を推進するとともに、間伐材の一層の出材を促進し、地域の林業・木材産業の振興に資する。
      3 要求内容

    60年生以上の間伐材搬出量、5,000m3
    5,000m3×4,000円/m3=20,000千円



4 現行制度と変更後の制度の相違


現行制度の概要

 対象林齢60年生以下のスギ、ヒノキの間伐材の搬出経費の助成

現行制度の
問題点

○制度創設時には、大径材は収益性があったが、
 最近では、大径材と小径材との価格差が無くなっ
 たため、60年生以上の間伐材であっても採算が
 取れなくなってきている。
○このため、高齢級の間伐が行われなくなってい
 る。

変更後の制度の
概要

 対象林齢を撤廃


    ※ 間伐の定義:本数率10%以上かつ材積率35%未満の抜き伐り

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 192,750 0 0 0 0 0 0 0 192,750
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 20,000 0 0 0 0 0 0 0 20,000
保留・復活・追加 要求額 20,000 0 0 0 0 0 0 0 20,000
要求総額 212,750 0 0 0 0 0 0 0 212,750

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 20,000 0 0 0 0 0 0 0 20,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0