1 総務部長査定結果
<予算関係>
要求: 販路開拓、マーケティング非常勤2名 → ゼロ
農産流通課の移転 → ゼロ
<定数関係>
要求: 農林技師2名H(H18;4名→H19:2名) → ゼロ
理由:・市況調査、販路開拓とも県が本来業務として直接実施す
ることではない。
・県と民間事業者との役割を整理し、農産流通課の業務・体
制をゼロベースから見直すこと。
2 復活理由
◆関西圏(大都市圏)の状況
○外食・中食産業の伸張
○市場外取引の拡大 などの新たな動き
◆民間の販路開拓・情報収集の取り組み(関西圏)
原則: 個々の生産者・団体等が個々に販路開拓・
情報収集
課題:・それぞれの団体・事業者いずれも意欲はある
が、個々の能力(取り 組み)では情報収集、
販路開拓が十分でない状態
・それぞれの団体の連携も困難 |
◆県の役割
○重要なビジネス圏域である関西圏で、県として
意欲ある団体・事業者の支援を行うことは重要
・団体が連携して取り組めない部分
・市場外での取り組み など
○そのための拠点として、大阪事務所が機能 |
隘路 ・これまでは市場情報を中心
・2〜3年ごとの人事異動 |
@関西圏でのマーケット中心の販路開拓・情報収集
が不十分
→ 関西圏に定着したプロを配置
A上記の者と役割分担をしながら、専門的な知識を
持つ技師が機能(技術面から、産地状況など県内
情報を収集・提供 など) |
3 事業内容
◆大阪事務所に販路開拓・情報収集に関する専門職員を配置
職種 | 想定者 | 業務内容 |
販路開拓マネージャー
(1人) | 総合商社等に在籍していた経験を有する者 | ○量販店、百貨店、外食産業へ
の販路開拓・情報収集 |
※県の非常勤職員
◆農産流通課の名称を変更、職員配置
名 称: 農産流通課 → 販路開拓課
職員配置: 技師 2名
◆業務見直しによる効果的な業務執行を目的として農産流通
課を移転
@農産流通課の執務室を大阪駅前第3ビル内に移転
A大阪卸売市場にも駐在可能な体制とするため、現行の事務所
より面積の小さい事務所へ移転
(大阪市中央卸売市場業務管理棟14階→13階に移転)
4 所要経費
◆専門職員の配置に要する経費(7,966千円)
・販路開拓マネージャー :7,966千円
(給与:任期付研究員4号相当)
◆農産流通課移転に要する経費(2,241千円)
・中央卸売市場管理棟事務所負担金
※共同使用者である全農と所要経費を折半
<参考:トータルコスト>
H18:43,471 → H19:32,676 (▲10,795)