小規模砂防施設新設費

【事業目的】

　渓流保全工等の砂防施設を整備し、未然の溢水及び渓岸浸食を防止することにより、県土・県民の人命・財産等の保全を図る。

（危険度の高い箇所について計上しました。　）

要求理由：
　当渓流は砂防河川であり、県が管理しているが、その断面は非常に狭小であり、土砂の流入もある。
　平成１６年の大雨時には流域からの流水を流下させることができず、周辺に浸水被害をもたらした。
　今後も、同様の大雨が降ればその度ごとに被害が生じるため、早急に対応策を検討する必要がある。

問 題 点：
　しかし溢水の原因が単なる断面不足によるものなのか、下流の下水（雨水幹線）等の能力不足が原因なのか不明な状況である。

要求方針：
　今後、溢水の要因及び対策方法を検討する必要があるが、そのためには関係機関と調整するための必要最小限の現河川の能力及び今までの溢水被害の履歴等の調査が必要であり、その費用を復活要 求する。
　なお、工事の必要性については調査実施後、関係機関と協議・調整を図った状況で判断することとし、全体予算は調査費のみの300万円に減ずる。

復活要求理由等：
　現河道は非常に狭小であり、渓岸の浸食も見られており、河川直上人家やJR伯備線などに影響を及ぼす危険性があるため、早期護岸整備と河道拡幅が必要である。
　なお、対策の必要区間を見直し、全体予算は減とする。

復活要求理由等：
　現河道は非常に狭小かつ屈曲しており、その屈曲部分では渓岸の浸食も見られており、以前には大雨時に氾濫を起こしている。したがって、周辺の人家及び県道等に影響を及ぼす危険性があるため、早期護岸整備と線形是正・河道拡幅が必要である。
　なお、対策の必要区間の見直し、全体予算は減とする。