１ 目的
境港水揚金額の４割以上を占めるアジ・サバ・イワシを中心に産地での価格形成力を確保するため、企業連携等を軸として、市場取引方法の改善や食用仕向量の増大のため、加工処理の共同化、輸出振興等の取組みを支援する。
２ 背景
現在、境港の水産業は、水産物の減少、原油の高騰、輸入水産物の増加などに伴い、厳しい経営を迫られており、特に生産者にとって魚価の低迷が深刻な問題となっている。
３ 事業内容
以下の事業を平成１９～２１年度の３か年を目処に実施し、魚価の向上をめざす。
〔１９年度実施事業〕
①中国への輸出促進の支援
事業主体 ： 鳥取県境港水産物輸出入促進協議会
事業内容 ： 中国での試験販売、現地調査等
事 業 費 ： 5,000千円
（補助対象経費：輸送費、試験販売等 3,600千円）
補 助 金 ： 2,400千円（県1,200千円境港市1,200千円）
②境港の魚介類を紹介したパンフレット作成
事業主体 ： 境港水産振興協会
事業内容 ： パンフレットの作成（２，０００部）
事 業 費 ： ４２０千円
配 布 先 ：
県内県外で開催される水産物見本市・商談会、県内観光施設、協会・県・境港市（観光協会）等開催する各種イベントなど（境港水産加工再生強化推進事業で要求）