1 事業概要
漁業就業者確保総合対策事業(B漁業担い手育成研修事業)で漁業研修を行う者に対し、研修に必要な経費の無利子融資を行う。
2 事業の目的及び背景
- 漁業就業者の減少と高齢化が進行
- 資源の悪化、燃油高騰、魚価安もあり沿岸漁業基盤の衰退が深刻
- 沿岸漁業は複数の漁法をマスターしないと経営が成り立たないため、ある程度の研修期間が必要
- 研修期間中は所得がないため、研修に専念させるために研修支援資金の貸付が必要
- 漁業技術は3年で習得できるものの、生計を成り立たせるためには、10年程度の経験が必要(個人差あり)
3 事業内容及び所要経費
(1)事業内容
【償還金免除制度】
研修終了後、就業後の漁業従事年数に応じ免除を行う
(着業6年目に半額、以降就業10年目までに全額免除)
(2)実施主体:県
(3)所要経費
@研修資金:5,100千円 (150千円/月×(5ヶ月×継続2名+12ヶ月×新規2名))
A資材資金:800千円(400千円×継続2名分)
B資格資金:360千円(180千円×新規2名分)
C事務委託料:66千円(6,260千円(@+A+B)×1.05%)