水産情報発信事業

１　事業の背景、目的

○FAXで送られる試験結果や観測速報は文書は字が小さかったり、白黒の書類であるため漁業関係者にとって利用しにくいものであった。
○試験研究成果は広報会議などで発表することで、その認知度が高まることが期待される。
○インターネットが急速に普及し、試験研究結果は県民のみならず世界のあらゆる人にとって利用可能とすることが重要である。

○直接見ることがほとんど不可能な海の中の情報は、水産関係者はもちろんのこと一般にも需要がある。
○水産試験場の調査・研究の成果などを広く公開し情報の有効活用を図る必要がある。
○パソコンなどの情報機器を持たなくても閲覧可能な文字や図が大きく見やすいカラー大型ポスターの定期的な発行
○関係機関などに対するファクスによる漁獲情報などの送信による迅速な情報提供
○水産関係者に対する海洋環境動向、漁獲状況・予測などの広報会議開催
○情報発信にもユニバーサルデザインが必要
• インターネットによる情報の公開　http://www.pref.tottori.jp/suishi
• 携帯電話用ホームページの公開　http://www.pref.tottori.jp/suishi/i
  

○大型ポスターの定期発行とホームページの内容を充実させた。
（平成18年度）
○赤潮プランクトンが発生した時期にあわせて、日本海の植物プランクトン濃度の分布が分かる人工衛星から得られた画像をホームページで公開した。
○マグロやアジの研究成果について盛漁期の７月に報告会を開催した。
○南下期―北上期の漁況説明会を開催予定

○水産試験場の持っている情報をさまざまな方法で公開
→鳥取の海と魚の様子を誰もが知ることができる
○水産資源の状況、食の安全・安心や、地球環境変化など県民の意識の高まりに対して答えられる。
○水産試験場の活動内容を分かりやすく知ってもらうことができる。