心に残る映画ロケ協働推進事業

１　背景・目的　
　フィルムコミッションは、映画・テレビドラマ・ＣＭなどのあらゆるジャンルのロケーション撮影を誘致することで、本県の地域経済・観光振興・文化振興に大きな効果を生み出す。

２　フィルムコミッションの活動のメリット
�@鳥取県の情報発信のルートが広がる。
�A撮影隊が地域に落とす「直接的経済効果」が見込まれる。
�B作品（映画・ドラマ）を通じて各地からの観光客が増え、観光客が落とす「間接的経済効果」が見込まれる。
�C映像制作に関わることで、地域文化の創造や向上につながる。

３　事業の概要
　ＮＰＯ法人とっとりフィルムコミッションは平成１７年４月に発足されて以来、テレビドラマや映画、写真集等の県内ロケを多数受け入れており、これらのロケを実現させたフィルムコミッションの効果は、県の情報発信・イメージアップの観点から見ても、非常に大きいと考える。
　県の情報発信を拡大していくために、フィルムコミッションの運営・活動に支援しようとするものである。

４　事業の内容

ＮＰＯ法人とっとりフィルムコミッションの事業
・ロケの受入や各種援助活動を行う団体として、ロケ誘致の促進を行なっている。
�@ロケ誘致及びロケ支援事業
�A映画上映事業（Ｈ．１８は「岡本喜八追悼映画祭」開催）
�B自主上映会（鳥取ボランティア市民活動センターで開催）
�C老人施設等での出前映画上映サービス
　　　　※小説「クラウディア　奇跡の愛」のドラマ化により
　　　　　　「遥かなる約束」　　　平成１８年１１月ロケ開始
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（スタッフ：５０人）
検討課題
・撮影に係るロケ随行スタッフの人員確保
・法人会員制の検討（会費徴収）
当該NPO法人は、県内外に優れた映画人脈を有しているものの、財務基盤が脆弱であるため、これを補って有効な活動が行える体制を作ることが必要であり、県として財政的支援を行なおうとするものである。

５　事業費　　　２，８８１千円
　　　　　　　　　　活動支援補助金：２，０００千円
　　　　　　　　　　標準事務費　　　：　　８８１千円