1 事業目的
関西圏での販路開拓を一層推進するため、大阪事務所農産流
通課の組織・体制を見直す。
2 事業背景
○関西地区は、本県農林水産物の産地及び食品関係企業等にとっ
て最も重要な市場であり、県として関西圏での販路開拓を図ろうと
することは、戦略的にも重要。
○県(大阪事務所)では、従来県職員が販路開拓業務を行ってきた
が、より積極的、効果的に量販店・百貨店・外食企業等への働きか
けを行っていくためには、各業界の仕組み、人脈等を熟知している 専門職員による継続的かつ機動的な活動が必要。
○併せて、関西圏の市場・販売店・消費者等の動向を継続的に把握
し、県内企業にフィードバックする役割を担う専門職員も配置する。
3 具体的取り組み
■ 特産品の関西圏への売り込みに関する非常勤職員の配置
職 種 | 想 定 者 | 業 務 内 容 |
販路開拓マネージャー | 総合商社等に在籍していた経験を有する者 | 量販店、百貨店、外食産業企業等に対して本県特産品に関する精度の高い情報提供・商品提案を行い、販売促進や新たな販路開拓を図る。 |
マーケティングマネージャー | 食品流通業界の経験者 | 市場・量販店等のニーズや他地域の取り組み事例などの情報収集を行い、県内企業へフィードバックし、産品改良につなげる。 |
■ 業務の効率化・経費削減を目的とした農産流通課の移転
農産流通課の組織・体制の見直しに併せ、農産流通課の執務室を大阪駅前第3ビル内に移転する。
ただし、大阪中央卸売市場にも駐在可能な体制とするため、現行の事務所より面積の小さい事務所へ移転することとする。
(大阪中央卸売市場業務管理棟14階から移転)
4 所要経費
18,173千円
(内訳)
○非常勤職員の配置に要する経費 15,932千円
・人件費 6,993千円×2名=13,986千円
・活動経費 973千円×2名= 1,946千円
○農産流通課の移転に要する経費 2,241千円
(中央市場業務管理棟事務所負担金)
・使用料 1,480千円
・共益費 516千円
・清掃料 145千円
・光熱費 100千円
※なお、事務所運営にあたっては、従来どおり共同使用者である全農 とっとりとの間で、所要経費を折半する。