1.課長査定結果
「うづくり」は全国的・一般的な技法であり、当該研究成果の活用限定使用は難しいのではないでしょうか。とすれば、県として取り組むメリットに疑問。
或いは、県内の「うづくり」加工業者が自分の製品の付加価値としてのデータを必要とされるならば、受託研究とすべきではないでしょうか。
2.復活理由
全国に先行して機能性とリンクした商品開発を行い、『「うづくり」=鳥取県産品』のイメージを作り、ブランド化につなげる。これは県産材の差別化につながり、県産材の需要の拡大と県内加工業者の振興を図るうえで重要。
協力企業との共同研究として開発に取り組みたい。さらに、開発された技術については、後発の加工業者の利用を可能とするためにも、事業費の1/2を県負担として実施したい。
3.復活要求内容
協力業者との共同研究として開発に取り組む。
(1)事業の趣旨
○県産スギ材の住宅における新たな利用方法を開発することにより、県産スギ材の知名度の向上と需要拡大を図る。
○県産スギ材の付加価値を高めるため、県内企業・鳥取大学医学部と連携し、加工方法が人の感性や健康・安全性に与える効果を検証し、特徴のある商品の開発をめざす。
○飾りだな、高級家具等に用いられているうづくり技法を床材や壁材に利用する技術を開発する。
(2)取り組み内容
・スギ材および「うづくり」加工材が人の感性や健康・安
全性に及ぼす効果の実証
・「うづくり」効果を活かした商品の開発
(3)期間 平成19年度〜平成20年度
(4)費用負担
事業費 987千円
(内訳)
一般財源 1/2 493千円
その他(諸収入) 1/2 494千円