地産地消推進事業（県産品の付加価値向上と起業化支援）

１　課長査定結果　(要求額１２，０９６千円→査定額８，９７５千円）
　【継続】鳥取県ふるさと認証食品普及事業
　　　　　　 　査定１４４千円（要求：３，２６５千円）　
　　　　（制度ＰＲのためのＣＭ等制作・放送業務委託費：０査定）
　　予算をかけない方法を検討のこと
　　　　　　　　　　　　　　
２　復活要求趣旨

＜認証食品の現状＞ 　　　　　・売り場は県内土産物店が中心 　　　 　　・百貨店、量販等での取扱いは少ない 　　　　　　（認証数が増加すればコーナー設置が可能） 　　　　 　・消費者の認知度は低い（Ｅマーク食品、販売店舗）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜課題＞ 消費者の認知度を高め、県内店舗での取扱いを増 　　　　　やしていく 　　＊消費者の認知度が高まることで、加工業者・農林水産業 　　　 者の意識が変わり、認証に取り組む業者が増える　 　　＊「消費者の認知度の高まり」と「県内店舗での取り扱い増 　　 　加」の相乗効果により、制度が普及していくことを目指す

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜対策＞ 　　　テレビによる消費者（特に主婦層、中高年齢層）への集中 　　　的なＰＲが必要

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜効果＞ 　　　　・認証食品に対する消費者の信頼が高まる　　 　　　 　・食品産業と農林水産業の活性化と自立が促進される 　　　 　・地産地消の推進

＜広報課枠では不十分な理由＞ 　　　　 広報課枠のテレビスポットは放送期間が２週間に限られ　 　　　　 ているので当制度の周知には不十分

３　復活要求額
　
　　制度ＰＲのためのＣＭ等制作・放送業務委託費　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２，８４０千円　
　　
　＜内訳＞　　

会 社 名	放送エリア	金額（千円）	内 容
民　 　放	全　県	２，０００	CMスポット（１５秒） 　　１００本／年 １２回/月×８ヶ月間 　　（制作費込） 日常的な周知を狙う
鳥取県ケーブルテレビ連絡協議会	全　県 　　 （県内６局）	８４０	CMスポット（１５秒） 　１０回/日以上 　１０日/月以上 （制作費300千円込）お中元・お歳暮時期に集中した２ヶ月間

　　　※協議会の開催経費（報償費、旅費）については計上済

　＜認証制度の目的＞　
　

鳥取県内で製造される加工食品について、一定基準に 　 適合するものを認証すること等により、県産加工品に対す 　 る消費者の信頼を高め、もって本県の食品産業及び農 林水産業の振興に資することを目的とする。 　　　　 �@加工食品の差別化・ブランド化を図る 　　　　 �A一次産業の高付加価値化により産業の活性化と 　　　　　　自立を促す 　�B地産地消の推進を図る

　＜県が認証する意義＞

厳しい基準

各分野の審査委員

公正な判断

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　加工業者・農林水産業者・消費者の安心感と信頼感
　　　　　　　　　　　　　　　　　＆
　　　　　　　　　　　 　　グレードの高さ


＜参考＞　

　○農産物乾物（Ｅ社）平成１５年１月に認証取得

	販売数量（袋）	販売重量（ｋｇ）
平成１４年度	１，８５５	３３８
１５	１１，８１１	１，８２７
１６	２４，３８７	４，１０２
１７	２３，１６２	３，２４０

　＊業者の声：輸入品に対する消費者の関心が高まっている今、県　　　　　　　　　産品をＰＲするためにもＥマークの普及が必要

　○認証食品の販売高順位（平成１６年度実績）
　　　　 １位　砂丘らっきょう（ＪＡ鳥取いなば）
　　　　 ２位　乾椎茸（菌興椎茸協同組合）
　　　　 ３位　らっきょう漬け（鳥取食品工業株式会社）
　　　　　　　　大山高原さわやかヨーグルト（大山乳業）
　　　　　　　　のむヨーグルト（大山乳業）

○農業者等による認証の取得状況
　　 ・農業者組織　
　　　　　ひえづらっきょう漬（日吉津レディースらっきょうクラブ）
　　　　　広留野大根しょうゆ漬け（広留野大根加工グループ）
　　　　　さじ梨シャーベット・梨ジャム（手作り梨工房）
　　　　　完熟トマトジュース（日南町特産品開発研究会）
　　　　　素っぴんトマトジュース・素っぴん音楽熟成トマトジュース
　　　　　　　　　　　　　　　　（日南町トマト加工部）
　　　　　切干し大根（有限会社岡野農場）
　　　・農業協同組合等
　　　　　 砂丘らっきょう・砂丘のたまっ子・あんぽ柿（ＪＡいなば）
　　　　　 とまり漬け（ＪＡ鳥取中央）
　　　　　 大山高原プレーンヨーグルト・飲むヨーグルト（大山乳業）
　　　　　 乾椎茸（菌興椎茸協同組合）