1 事業概要
○平成19年度下半期に運航する米子−ソウル国際定期便において、提供座席数の70%に相当する座席数から搭乗実績座席数を差し引いた座席数に片道当たり9千円を乗じて得た額を緊急運航費支援補助金としてアシアナ航空に支払う。
2 現状・背景
○昨年8月のアシアナ航空による米子−ソウル国際定期便の運休決定を覆す交渉に当たって、運航支援を提案した結果、当面の運航は継続
○提案内容とその実施については、平成19年9月議会で可決(債務負担行為設定済)
3 目的・効果
○緊急運航費支援の提案そのものに、アシアナ航空の翻意を引き出す効果があったものと評価(ただし、あくまでも運休を回避するための緊急措置)
○平成20年度の取扱については、アシアナ航空と協議中。
4 事業内容及び所要経費
ア 運航支援金の算定方法
○対象期間:平成19年10月2日から平成20年3月31日まで
○目標搭乗率:70%
○座席当たりの支援単価:9,000円
○算式:(提供座席数×70%−搭乗実績座席数)×9千円
イ 搭乗実績
| 提供座席数(席) | 搭乗実績座席数(席) | 搭乗率 |
| 実数 | 換算 | 実数 | 換算 | 実数 | 換算 |
10月 | 5,272 | 5,617 | 3,532 | 4,115 | 67.0% | 73.3% |
11月 | 4,392 | 4,170 | 2,785 | 2,785 | 63.4% | 66.8% |
12月 | 4,520 | 4,242 | 2,042 | 2,042 | 45.2% | 48.1% |
1月 | 4,082 | 3,882 | 2,450 | 2,434 | 60.0% | 62.7% |
計 | 18,266 | 17,911 | 10,809 | 11,376 | 59.2% | 63.5% |
注)換算・・・機材繰り等を補正した運航支援金算定に用いる数値
ウ 予約状況(1月28日現在)
| 提供座席数
(席) | 予約件数
(席) | 予約率 | 昨年同期
予約率 | 昨年度
搭乗率 |
2月 | 4,354 | 2,587 | 59.4% | 48.1% | 58.7% |
3月 | 3,954 | 1,492 | 37.7% | 18.5% | 47.7% |
注)括弧内は換算後の数値
エ 運航支援金の計上
○10〜1月の換算搭乗率は、約63%となる見込み。
○今後、利用促進を行い、2、3月については、70%の搭乗率(実数)を確保することにより、半年間の換算搭乗率を約66%と見込み、運航支援金については、9,000千円を計上