1 概略説明
周辺地域の生活環境保全上、問題の生じる恐れがある不法投棄産業廃棄物について、行政代執行による速やかな撤去、原状回復を行う。
2 要求額
5,000千円
3 事業の目的・背景・効果
投棄者不明又は資力不足等の事由により、撤去・原状回復等の適切な処理が行われていない不法投棄現場が、当県内においても発生している。
不法投棄産業廃棄物の放置は、新たな不法投棄を誘発するほか、周辺地域の生活環境保全上の問題を生じさせる恐れがあるため、投棄者又は土地管理者による適正な処理が実施される見込みがないと判断される箇所であって、生活環境保全上の支障が生じる恐れがあるものについて、「廃棄物処理法」に基づく行政代執行による処理を行い、これらの問題の発生、拡大を防止あるいは改善する。
【適用事例】
・米子市における硫酸ピッチの撤去・処理(平成16年度)
4 事業内容
○行政代執行による不法投棄産業廃棄物の撤去・処理・原状回復の実施(要求額:5,000千円)
・産業廃棄物処理業者に対する業務委託費
*投棄者不明又は投棄者の資力不足等の事由により、投棄者から代執行に要した費用の徴収が見込めない場合は、「(財)産業廃棄物処理事業振興財団の資金協力制度」の活用を検討する。