現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成19年度予算 の 生活環境部の廃棄物・再生材の化学特性及び環境安全性に関する研究
平成19年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:衛生環境研究所費
事業名:

廃棄物・再生材の化学特性及び環境安全性に関する研究

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生活環境部 衛生環境研究所 環境化学室  電話番号:0858-35-5416


トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
19年度予算計上額 2,327千円 4,087千円 6,414千円 0.60人 0.00人 0.00人
19年度予算要求額 2,327千円 4,050千円 6,377千円 0.58人 0.00人 0.00人
18年度予算額 1,710千円 3,466千円 5,176千円 0.51人 0.00人 0.00人

事業費

要求額:2,327千円  (前年度予算額 1,710千円)  財源:単県  

課長査定:計上   計上額:2,327千円

事業内容

1 事業の概要

    • 廃棄物を原料として製造した資材(廃棄物再生材)について、

      (1) 有害物質の溶出特性、溶出メカニズムの解明

      (2) 環境影響の評価、安全性判定のための試験方法の開発

      (3) 環境安全性に係る品質基準の確立

      (4) 製造現場での品質管理に応用可能な簡易試験方法の開発

を行う。
    • 平成1718年度は、化学組成分析、pH依存性試験等を実施
    • 平成19年度は、残る溶出の特性化試験を完了し、溶出モデルの構築と安全性判定のための試験方法の開発、及び簡易試験方法の開発を行う。
【共同研究】国立環境研究所

2 事業の目的・効果・背景等

(1) 背景・目的

 循環型社会の構築を進める上で、廃棄物再生材の利用促進は重要な課題である。しかし、

        • 再生材の安全性評価のための試験方法が不明確
        • 再生材からの有害物質の溶出に関する知見が少ない
        • 製造事業者が、日常的な品質管理として使える簡易な試験法がない
という課題がある。

 

(2) 事業の効果

    •  廃棄物再生材の環境影響に関するデータの充実、安全性に関する判定試験と基準が明確化されることで、再生材の安心・安全が確保され、再生材の利用促進に寄与できる。
    •  再生材の環境安全性に関する簡易試験方法を開発することで、再生材の製造現場において適正な品質管理が確保できる。


3 事業の内容


(1) 溶出の特性化試験、溶出メカニズムの解明

  • 化学組成の分析、アベイラビリティ試験
H17
  • pH依存性試験(pHによる有害物質の溶出特性の分析)
  • 拡散溶出試験(溶出メカニズムの分析)   
H18
  • シリアルバッチ試験(接触する水量に対する溶出性)
  • カラム試験(長期的な溶出特性の評価) 
H19
  • 逐次抽出試験(化学形態の推定)

(2)得られた溶出特性のデータを基にした、
        • 溶出モデルの構築  判定試験の開発  (H19)  

(3)簡易試験方法の開発(H19)

  
4 平成19年度要求額内訳(単位:千円)

内   訳
金    額
共同研究打合せ、試験実施のための旅費
510
試験検査のための消耗品費等
893
試験検査のための医薬材料費等
851
電話、郵券代等
73
合  計
2,327

 
5 事業期間及び経費
       
区 分
事業内容
事業費(千円)
H17年度
 化学組成分析
 pH依存性試験 等
1,234
H18年度
 シリアルバッチ試験
 拡散溶出試験 等
1,710
H19年度
 カラム試験
 逐次抽出試験 等
2,327


財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算額 1,710 0 0 0 0 0 0 0 1,710
要求額 2,327 0 0 0 0 0 0 0 2,327

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 2,327 0 0 0 0 0 0 0 2,327
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0